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投稿者:関西のT
七時雨山様 おっしゃる通り異制が全て山口というのは、自分で言っておきながらですが無理はあると思います。 特に異刻印の異制などは山口であれば四ツ目刻印銭のような異刻印にする意味もないと思います。が、異制は大半の制作が山口銭や額輪肥字によく似ているんですよね... また中には本当に本座で製作された異制もあるのかもしれません。 画像1、2は平成31年頃徳島の方から天保50枚の組物を購入した所、約20枚が異制でその中に異刻印銭もありました。他には額輪細字肥字や薩摩銭、山口平通があったと記憶しています。 話は変わり、添付されました縮径長郭はこの一群で間違い無いと思います。が、私の手元の品と合わせてみても共通の傷や凹みなどは確認できないので残念... 寛永江刺銭の様にある程度分類は可能と考えていますが、道はまだまだ遠い様です。 なおこの一群は現在、島根県、岡山県、愛媛県、新潟県、福島県、秋田県より入手しており、製作の近い品が、広島県×2、岡山県からでているので注目しています。 特徴として ・本座銭を手当たり次第に鋳写し、覆輪、覆輪刔輪して増やしているだろう事。 ・覆輪刔輪銭は鋳ざらい削字銭になる可能性が高い事。 ・肌替わりがあり、刻印と鋳肌がある程度対応している事。 ・黄褐色と赤褐色の2色の銅色がある事。 が、分かっています。 68式ヲヤジ様が5/30に投稿され、私も驚いた類品も併せてご確認下さい。 銭座の請負人が異なりますが、親元の藩が絡んでいる以上、広島寛永と何か共通点が見出せれば面白いのですが、難しいですね。
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