投稿画像
投稿者:清盛
おはようごだいます。 「光陰矢の如し」のことわざは月日が過ぎることの速さをたとえるときや格言としてよく使われます。月日たつのは早いもので今朝は秋風を感じました。 ▼戦前の新興俳句をリードした西東三鬼(さいとうさんき)に「有名なる街」と題した連句がある。<広島に月も星もなし地の硬さ>。広島。原爆の傷痕も生々しい、一九四七(昭和二十二)年の句である▼二句飛ばして<広島や卵食ふ時口ひらく>。次が<広島の夜遠き声どつと笑ふ>。興味深いのは句の並び順である。悲惨な広島を詠みながらほんの少しずつだが、句に差し込む光が大きくなっている。人間らしさを取り戻していく過程がぼんやり見える 今日のハリコはフランスです。 スライドショー本館の一番に上げておきました。
投稿記事
画像を拡大