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投稿者:チェッカマン
■油圧式からロープ式へ・・・・ 制御・駆動部を変えるだけで実現。 1.短工期 ( 連続休止は7日~10日 ) 既設の油圧式エレベーターを完全撤去し、ロープ式に改修するこれまでの方式に比べ、工期を大幅に短縮。 利用する方にご迷惑をおかけする期間を、最小限に抑えることができます。 2.低コスト ( 既設のかご室・乗り場などを利用 ) 乗場やかご室などの既存機器を利用することで、一括改修に比べ、リニューアル工事費用を大きく軽減することができます。 3.環境負荷低減 ( 廃棄物重量 最大60%削減 ) 既設の油圧式エレベーターの機器をすべて撤去した場合に対して、重量比で廃棄物をほぼ半減。環境への負荷軽減につながります。 4.スペース有効利用 ( 機械室が不要 ) これまであった機械室は不要になるので、そのスペースを有効利用※1 できます。 (※1 機械室の用途は、建物の確認申請によって、限定される場合があります。) 5.省エネ ( 消費電力65%削減 ) 最新のロープ式エレベーターは、モーターの駆動効率が高く、消費電力を大幅に抑えることができます。 M社従来品比で、年間9万円以上の節約になります。 (定員9名、分速45m、6箇所停止、 消費電力:油圧式 約530KWh,ロープ式 約180KWh、電気料金目安単価:22円/KWh、として試算。) *乗り心地UP&段差解消 *走行時間約20%短縮 *消費電力約65%削減 *新安全基準(2009年施行)に対応 (注意)数値はすべてM社従来制御方式と比較した場合です。 ------------------------------------------------------------------------ 「動きが遅い」 「電気代がかかる」 「乗り降りのときに、しばしば段差がある」 「揺れて乗り心地がよくない」 といったことは、油圧式だからです。 しかし、ロープ式へリニューアルするにも、工期やコストが問題になってきます。 そこで開発されたのが、制御・駆動部だけを変える新発想のエレベーター・リニューアル方式です。 ------------------------------------------------------------------------ 平成11年(1999年)のロープ式機械室レス・エレベーターの登場を機に、エレベーターの主流が一気に移行しました。 ロープ式機械室レスが増えつづける一方で、油圧式の設置台数はどんどん減少。 低速エレベーターの9割弱が、ロープ式機械室レス(MRL)となってきています。 1997年竣工の当マンションⅠ番館では、イニシャルコストもランニングコストも高い“油圧式”の選択しかなかったのですが(塔屋建設不可の為)、 今後は、ライフサイクルコスト(Life cycle cost) = 『 生涯費用 』 で捉える方が得策かと思われます。
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