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投稿者:本田 正
私事ですが、この4月から出向&転勤で北海道に行くことになりました。 順当にいけば2年ほどで帰れる約束ですが、正直なところいつ帰れるかは行ってみないと分かりません。 しばらく皆様や久住滑空場ともお別れですが、首尾よく戻れた際はまたよろしくお願い致します。 さて話は変わりますが、現在滑空場のピストで使用されているポラリスプレシジョン社製の試作無線機とアンテナのセットですが、無線機はさておき組み合わせてあるアンテナ(コメットHFJ-350M)が、これはアマチュア無線用のアンテナの中でも格別取扱い(調整)の難しい部類のアンテナでして、現状の使い方では全く整合が取れていなく、使用状況をメーカーのコメットに説明して相談したところやはり「電波が十分に飛ばない」だけでなく「無線機を壊す可能性がある」との事でした。 このため何かいい方法が無いか相談したところ、メーカーさんのご厚意で26.342MHzのグライダー専用周波用に試作品のアンテナを2種類作っていただきました。 ひとつは「飛びは良いけどラジアル(アース)が必要」なタイプ、もう一つは「少し飛びは劣るが、ラジアル不要でどこにでも置くだけでOK」なタイプです。 メーカーの話では「無線の知識があまりない人には後者のタイプが良いでしょう」との事でしたが、現場で比較してもらうといいと思います。 本来なら私が滑空場に持参したいところですが、3月末には北海道に転居する予定ですので、2種類のアンテナは九工大OBの工藤さんに預かってもらう事にしました。 良かったら4月からの合宿にて使用していただき、使用感についてメーカーへフィードバックして頂ければ幸いです。(コメットの技術部にはグライダー経験者がおられるようで、非常に好意的に対処して頂いています)。 また、実際のアンテナ運用については大分の阿部さんにも協力をお願いしておきました。 阿部さんはアマチュア無線のベテランで、無線及びアンテナの知識も豊富ですので、安全な無線運用についても助言を頂けると思います。 いま使っている天虎も相当古くなっていますので、安全で快適な無線交信ができますよう僅かでもお手伝いできればと思って勝手にやらせてもらいました。 2022年度は昨年以上に飛べますよう、北の大地からお祈りしております。
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