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投稿者:モボ101
日本の路面電車で同一型式で最大量数は、290両が製造された都電6000型。ほぼ同時期に並行して、多くが木造車の鋼体化で登場した2000型、3000型、4000型を加えると、450両を超える同型車が都内の各地を走っていたことになります。そんな6000型も、1978年春のワンマン化で引退したものの、応急車として残っていた6152号が1986年に旅客用に復活。緑とクリームの1950年代の塗色で、かさ上げしたホームに対応するため車内のステップを埋め、車掌さんが乗務するツーマンカーとして月に2回、日曜に運行していた時期がありました。今はえちぜん鉄道になっている京福電鉄で、2000年にブレーキロッドの破断による暴走、正面衝突事故が発生し、事故車と同じ一系統のみのブレーキシステムだった6152号は直ちに運行を停止。そのまま廃車となりましたが、あの事故さえ無ければ、最後の6000型は都電唯一の吊りかけモーター車として、今も稼働していたかもしれません。 都電6152 王子駅前-飛鳥山 1987/6 15,000両以上製造され、世界で最も多く生産された路面電車としてギネスに登録されているのは、前回ご紹介した旧ソ連の四角い箱のウスチカタフKTM-5。RREさんがモスクワで撮っておられるのは、少しだけスマートになった後継車種のKTM-15だと思われます。ウスチカタフが稼働しているのは旧ソ連の国々だけのようですが、共産圏全体の標準型として広く普及した旧チェコスロバキアのタトラカーT3は14,000両以上あり、同型で車体幅がやや狭いT4とその付随車のB4が3,500両ほど製造されたので、実質的にはタトラT3,T4シリーズの両数の方がウスチカタフを上回っています。本家のプラハでは今も一定数のT3が残り、機器の更新や車体更新、台車間の部分低床化などの改造車が低床の新型車とともに活躍しています。そんな中で旧市街からプラハ城に向かう23系統は未更新のT3で運行され、おでこに方向幕が無く系統番号板が挿し込まれ、側面には台車が見える切り込みのあるオリジナルのスタイルが健在です。 チェコ プラハ タトラカーT3 プラハ城 2017/4/29 世界で最も製造数が多い低床LRTは、フランスのアルストムシタディスシリーズで、世界の140都市以上に8,000両以上が発注・製造されています。台湾の高雄のように停車中にスーパーキャパシタに急速充電して、停留所以外は架線レスで走行するシステムの他、旧市街など景観に配慮する部分のみ架線レスのタイプもあり、この区間では車載のバッテリーから電力を供給するタイプや、写真のように線路の間に敷設した第三軌条から給電するシステムなど、バラエティーに富んでいます。日本では、旧東急車両の総合車両製作所がシタディスの国内導入に向けての窓口になったものの、まだ実現には至っていません。 フランス ランス シタディス302 中央駅 2026/5/22
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