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投稿者:山本恵昭
年寄りは、早起き。でも、今朝は特別。3時に起きて、すぐに家を出る。狙いはペルセウス座流星群。 最近の街灯が、LEDになっていてとても明るい。夜の帰宅時には、安心で良いのだけれど、星を観るには都合が悪い。 街灯のない展望台に上がってみた。フェンスに体を預け、夜空を見上げる。 東の空には、細い月が登っているが、邪魔にはならない。意外と、街のいろいろな照明が周囲をうっすらと照らし、目障り。 山の中だったら満天の星空なんだろうけど、ここでも目が慣れてくるといくつかの星たちが浮かび上がってくる。 視界の端の方で、光が流れた。1つ目。いまかいまかと待っていると、なかなか出ない。忘れた頃にまた一つ。15度ぐらいの長さを明るく輝きながら飛んでいった。1時間ほどの間に、6つの流れ星を確認出来た。 流れ星に願い事を、とは誰が言い出したのだろう。歳とともに、様々な欲望が薄れていく身にとって、特に熱い願いもなく、ただ消えていくのを見送る。それなりに、日々の生活が満ち足りているということか。
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