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投稿者:山本恵昭
富山県登山届出条例がスタートする前に、早月尾根から雪の劔岳へ。天気と雪の状態に恵まれて、サクッと。 11月3日、馬場島から早月小屋。 いくらフェーン現象でも、異常な暑さ。小屋前まで、半袖登山。 喘ぎ喘ぎ登っていると、足元にクリタケがザクザク。夕食に、具だくさんのキノコスープ。 4日5時半、ヘッドランプをつけて出発。先行3パーティーが手間取っている間に、お先に失礼。 カニのハサミはトレースに導かれて尾根上を進む。雪が中途半端に乗ったナイフリッジ、不安定、恐ろしや!写真を撮る余裕無し。コルへは岩場をクライミングダウン。 二度と通りたくないので、帰りは池ノ谷側のクサリ場を通った。 劔岳山頂に9時。祠は雪に埋まっていた。後続の元気なお姉さん達に写真を撮ってもらう。どちらを見ても、絶景。素晴らしい。 悪場を下っていると、数パーティーが登ってくる。これからだと、きっと下りは恐怖の腐り雪地獄になるのではと、心配になる。 12時早月小屋。天気は下り坂。もう1泊の予定だったが、今日のうちに降りてしまおう。ちょっとでも軽量化しようと、ミニエッセンパーティー。 13時過ぎ発、ひたすら下って、馬場島に17時過ぎ。ぎりぎり、ヘッドランプ無しで到着できた。 帰りに回収しようと、採らずにいたクリタケ。疲れて気付かず通過、残念。 学生時代から何度も通った劔岳。今回が、人生最後の雪の劔岳となるかもと思っていた。 でも、もうちょっと頑張ってみようかな。
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