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投稿者:リワキーノ
k.mitikoさん フェルゼンは日本では漫画「ベルサイユのばら」で一躍有名になった人ですね。 ウイキペディアではフェルセンと表記されています。 シュテファン・ツヴァイクの『マリー・アントワネット』は読んだことはありません が、この人の著作でしたら面白いことでしょうね。 『ジョゼフ・フーシェ ある政治的人間の肖像』を読んだ時、強烈な印象を抱いたものでした。 宝塚歌劇のベルばらはいろんなバージョンがあり、私も一度だけ見ましたが、最後の毅 然として断頭台に上っていくマリー・アントワネットの姿が印象深かったですね。 宝塚歌劇では舞台中央から上手に向かって長い階段となっており、断頭台そのものは出 てきません。 アントワネットとフェルセンの恋は創作と思っていたのですが、今回調べてみると実話 のようですね。 外国の君主である国王夫妻を再三、助けるために奔走し、王妃と恋愛関係になる、とい うのですからそれはドラマティックであり、多くの女性の心を惹きつけるでしょう。 フェルセンという人はかなり有能な人物のようですが、その男性が夢中になったマリー アントワネットは人間的にも魅力的な人だったのではと思います。 今回初めて知ったのですが、フェルセンは王家の内紛に巻き込まれてスウェーデン国内 で暗殺されたのですね。それも撲殺というリンチだったとか。 その当事者の一人であった国王グスタフ4世は議会によって廃位されて国外追放となり、 妻や子どもたちとも別れて晩年はスイスで淋しく世を去ったとあるのにも驚きました。 スウェーデンの国もいろんな歴史があるようです。 画像は左からフェルセン伯爵、ジョセフ・フーシェ、グスタフ4世。
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