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投稿者:香川景全
川の流れに押し流される小舟のように、「運命」というに波に翻弄される人生。そこには、人と人とが出会うがゆえの、愛や憎しみ、喜びや悲しみがある。そんな人間模様を痛切に描き出した人間ドラマの傑作。 原作・矢島正雄 作画・弘兼憲史 1980年から1990年まで『ビッグコミックオリジナル』(小学館)で連載された。全232話。単行本(ビッグコミックス)は全27巻、文庫版は全19巻。この時期の世相を反映し、バブル経済や地上げなどに関する話題がよく取り上げられ、1986年には第30回小学館漫画賞を受賞した。 基本的に1話完結の短編集であり、各話ごとに登場人物も様々である。刑務所の中の話もあれば、経済界のエリートを主人公とした話もあるが、各話を貫いているテーマは「人間模様」である。 多くの作中で「死」について触れられており、その内容は殺人、自殺、病死、戦死、事故死、堕胎など様々で、血まみれの殺人現場や首つりの現場など、その状況は詳細に描かれている。 [YouTube:8iFH057vr0M:R]
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