投稿者:武藤幹太
6月下旬、私が野鳥好きだと知っている友人から「レストランで食事をしていたら窓の外を飛び回っている鳥がいた。2羽ほどいたと思うがツバメの仲間かな?」というような情報を貰いました。翌週、確かめに行ってみるとまさしくツバメが営巣していました。忙しなく飛び回っており、ヒナに餌を運んでいました。
それから2週間ほど経って、そろそろ巣立ちの頃かもと思い様子を見に行ってみました。すると、親ツバメは前回のように飛び回っていません。どうしたのかなと思いしばらく待ってみました。すると程なく、親ツバメが巣の方へ飛んでいきました。安心したのもつかの間、一度に3羽のツバメが飛び出してきました。不思議に思い巣を確認しに行くと、すでにもぬけの殻でした。最後のヒナが巣立った瞬間だったのです。親があまり頻繁に来なかったのも巣立ちを促していたのかもしれません。貴重なシーンに出会えました。
その後、辺りを探すと、電線にとまっている5羽のヒナがいました。写真では同じようなシーンをよく見ていましたが、実際に見るのは初めてでした。可愛らしいヒナの姿に癒されました。