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投稿者:藤吉功
今日は、「春のありがとう」自然観察会(自然ふれあい交流館とボラレンの共催)です。昨日とは一転、清々しい晴天となりました。さて、森の花々です。 スイカズラ科エゾニワトコ(写真1枚目)は、本欄で何度か芽吹きの様子をお伝えしました。いよいよ見頃になりました。同じスイカズラ科オオカメノキ(写真2枚目)もアジサイのような花が目をひきます。名前の由来となったカメの甲羅を連想する大振りな葉も印象的ですね。 一方、近年、野幌の森でにわかに目立ち始めた花がシラネアオイ(写真3枚目)です。開闢以来の歴代植物調査で記録されていない種。つまり、移入種です。山登りの汗のご褒美として愛でるシラネアオイは格別に美しく感激ものです。亜高山帯に自然分布している植物を平地林に持ち込むことは、生態系に少なからず影響をもたらします。長い歴史のうえに成り立つ”あるがままの自然”をいつまでも-。「持ち込まない。持ち出さない~植物採取はしない。」ですね。
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