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投稿者:BA10-2407291
53様 お母様の顔出し写真、有難うございます。 2枚目の写真で右側に写っている楕円形フロントグリルの車は、68年式6RA110の182号(当時の社番)ですね。 この車も79-6-27に流用で定期遊覧用になり、80-9-2に廃車となっています。 以前、戸塚のブリヂストンの工場入口に「ブリヂストンタイヤ装着車以外は入場をお断りします」という看板があるのを見た事があります。 了見が狭いというか、閉鎖的というか、呆れました。 定期遊覧用車両は、中扉ロマンスシートの一般路線兼用車を新製購入していた昭和30年代前半頃まではそれなりに新しい車を使用していましたが、その後はトップドアの貸切格下げ車となり、結果的に最古参車ばかりが入るようになりましたね。 写真1は、57年式R280の210号です。 1965-12-25廃車なので、お母様も御記憶がある車なのでは? 写真2は、久々に定期遊覧専用として新製された84年式P-RA52Mの122号で、実に66年式4RA94以来18年ぶりに入った、路線車塗色のトップドア車です。 実は、この車が富士重工で製造されている際に、たまたま伊勢崎工場の見学に行き、「なんだこの車は!」と驚きました。 ところが、いざ定期遊覧運用に入れると、回送時に途中のバス停で一般路線バスを待っている乗客が勘違いして、通過しようとすると駆け寄って来て危険という想定外の事象が多発し、翌年にもう1台購入された同形車(121号)は、貸切車に準じた朱色/アイボリーの塗色に変更され、122号も短期間で塗色変更されてしまいました。 この時代の定期遊覧は鎌倉が担当から外れ、藤沢のみの2台運用体制でした。 写真3は、71年式6RA111の184→120号で、晩年は貸切予備兼定期遊覧予備となり、1985-7-4に廃車となっています。 車体更新されており、セミデッカー車を初導入した際に採用された新塗分けに変更されています。 お母様が、この時期(84~85年頃)の定期遊覧車交代劇を御存知という事は、ガイドさんとしてはかなりの長期勤続だったのですね。 この時期の定期遊覧2運用は、お名前は失念しましたが専門のベテランガイドさん(恐らくお母様より数年後に入社なさった方)2名が担当しており、お一方は桔梗山周辺にお住いの元一般路線車掌経験者の方、もうお一方は当初からガイド職で同世代の方でした。
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