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投稿者:ロバート・ゼメキス
[YouTube:cAOypL96dRw:R] バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(原題: Back to the Future Part III 米国) 1990年 全米年間興行収入ランキング11位 1955年に取り残されたマーティは、ドクが残した手紙から彼が西部開拓時代の1885年にいることを知る。マーティは1955年のドクとともに、洞窟に隠されたデロリアンを探し出すが、そこで1885年に殺されたドクの墓を発見する。彼を救うべく急いで1885年に向かったマーティは、なんとかドクと再会して現代に帰ろうとするが、あいにくデロリアンは燃料切れ。しかもそんな中、ドクは女性教師クララと恋に落ちてしまう…… 監督 ロバート・ゼメキス 代表作 『永遠に美しく…』『フォレスト・ガンプ/一期一会』『フライト』 脚本 ロバート・ゼメキス、ボブ・ゲイル 音楽 アラン・シルヴェストリ 代表作 『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』『プレデター(1987)』『ボディガード(1992)』 主演 マイケル・J・フォックス(マーティ) 代表作 『処刑教室』『摩天楼はバラ色に』『カジュアリティーズ』 上映時間 118分 登場人物 マーティ・マクフライ: ミュージシャンを目指す青年。 エメット・ブラウン: マーティの親友の科学者であり、発明家。通称 "ドク"。(クリストファー・ロイド) 代表作 『カッコーの巣の上で』『ロジャー・ラビット』『アダムス・ファミリー シリーズ』 クララ・クレイトン: 1880年代の女性教師。(メアリー・スティーンバージェン) 代表作 『ゴーイング・サウス』『メルビンとハワード』『ギルバート・グレイプ』 ビュフォード・タネン: ビフ・タネンの先祖。(トーマス・F・ウィルソン) 代表作 『ハリー奪還』『ブラッド・イン ブラッド・アウト』『デンジャラス・バディ』 ジェニファー・パーカー: マーティの恋人。(エリザベス・シュー) 代表作 『ベスト・キッド』『リービング・ラスベガス』『インビジブル』 【起】 雷によってドクがタイムマシンのデロリアン号とともに1885年にタイムスリップしてしまい、1955年に取り残されてしまったマーティ。過去から届いたドクの手紙には、自分は1885年の世界で無事に過ごしていること、デロリアン号の部品が壊れてタイムスリップができなくなってしまったこと、自分が隠しておいたデロリアン号を1955年のドクとともに修理して未来へ帰るようにということが書かれていた。そして、「私は憧れの西部開拓時代で楽しくやっている。過去を変えるタイムトラベルは危険だから私を迎えに来ないように」とも書かれていた。マーティはデロリアン号を修理するため、1955年のドクの元へ向かう。 突然現れたマーティに1955年のドクはびっくり仰天。それもそのはず、つい今しがた、第1作でタイムスリップしてきたマーティを未来に送り返したところだったのだから。マーティはドクに手紙を見せて、墓地の隣にあるデロリアン号の隠し場所へ。無事デロリアン号を回収するも、マーティは墓地であるものを見つけてしまう。それはドクの墓だった…。しかも死亡した日付は手紙を出した数日後、ビュフォード・タネンという極悪人に殺されたというのだ。墓碑に書かれていた「最愛の人クララ」も気になるがそれどころではない。「自分を迎えに来るな」と言われていたが、なんとしてもドクを救いたい。そう考えたマーティは、1885年にタイムスリップすることを決意する。 【承】 マーティは修理したデロリアン号で1885年にタイムスリップする。しかし隠し場所に選んだ洞穴で、運悪くクマに遭遇。しかもデロリアン号はガソリン漏れ。ガソリンは後で補給しようと、マーティは急いでその場を後にする。歩き疲れて倒れたマーティを介抱してくれたのは、なんとマーティの先祖・シェイマスだった。一飯の恩を受け道を教えてもらう時に、シェイマスの兄がマーティと似ており、「腰抜け」と言われると怒る性格ゆえにつまらないことで殺されたという気になる話も耳にする。 町に着いて早々、マーティはビュフォード・タネンにケンカを売られてしまう。首をつられそうになっているマーティを救ったのは、ドクだった。タネンはドクにも蹄鉄の修理費のことで難癖をつける。どうやらこの1件が、ドクが殺される原因になったようだ。マーティはドクに墓の写真を見せて事情を説明する。自分が死ぬ日を知ったドクはショックを受ける。「クララ」というこの時代の女性と恋愛関係になるというのも、歴史を変えたくないドクにとってはもってのほか。余計なことが起こる前に2人で未来に帰ることになった。しかし1つ大きな問題があった。デロリアン号はガソリン漏れ。そしてそのガソリンは、この時代にはまだ発明されていなかったのだ。 タイムスリップに必要な速度は時速88マイル。その速度を出すために、2人は汽車の力を借りることを思いつく。しかし場所を下見中に、馬車が暴走しているのを見つける。とっさに馬車の女性を助け出したドクだったが、一目でお互い恋に落ちてしまう。彼女こそ、墓碑に書かれていた「最愛の人クララ」だったのだ。歴史を変えたことを後悔しながらも、ドクはクララからのダンスパーティーの誘いを受けてしまう。 【転】 町の時計台完成を祝うダンスパーティーに参加したドクとマーティ。ドクがクララと踊っている間、マーティは新型の銃を試し撃ちさせてもらい、シューティングゲームで鍛えた腕前を披露する。その時タネンの一団がパーティーに乱入、ドクにまた因縁をつけてくる。クララを守るため立ち向かうドクだが、タネンは銃を隠し持っていた。それに気づいたマーティの介入により、怒りの矛先はドクからマーティへ。タネンはマーティにある言葉を投げかける。「逃げるのか?腰抜け!」。マーティは、頭に血が上って決闘を受けてしまう。 決闘は月曜日の朝。その少し前に出る汽車をハイジャックして未来に帰るのだから問題ない、マーティはそう言うが、ドクは不安を隠せない。墓の写真も、マーティの介入によってドクの名前は消えたが、墓石は消えていない。ここに載るのはマーティの名前かもしれないのだ。シェイマス夫妻もマーティを心配し、「兄のようにけんかっ早さで命を落としてはならない」と忠告する。 いよいよ出発前夜。ドクはクララとの別れを思い悩む。悩んだ末、自分がタイムマシンで未来から来たことをクララに告白するが、クララはそれを信じられない。ドクが自分を振るために嘘をついているのだと勘違いしたクララは、ドクに別れを突き付ける。傷心のドクは、バーで強い酒を飲んで酔いつぶれてしまう。 出発日の朝。目覚めたマーティはドクの姿がないことに気づく。汽車の時間まであまり時間がない。急いで町にドクを探しに行ったマーティは、酔いつぶれたドクを発見する。なんとかドクをたたき起そうとするマーティだったが、タネンに見つかってしまう。タネンは決闘の時間より早く町に着いていたのだ。「決闘はやめにしよう」というマーティを「腰抜け」呼ばわりするタネン。そこでマーティはいつも通りケンカに乗ってしまうかに思えた。しかし、そこでマーティはいつもと違う行動に出る。「決闘をする気はない」とはっきり断ったのだ。 【結】 その場から逃げようとする2人だったが、ドクがタネン達に捕まってしまう。やむなく決闘を受けるマーティ。銃でお互いを1発ずつ撃ちあう決まりだが、タネンはずるをして時間より早く銃をマーティに放つ。タネンの銃弾に倒れるマーティ。うなだれるドクだったが、その時マーティが起き上がる。マーティは決闘を受けるふりをして、おなかに大きな鉄板を仕込んでいたのだ。マーティの放り投げた鉄板に、タネンはノックダウン、墓石も真っ二つになる。未来は修正されたのだ。 急いで汽車に向かうドクとマーティ。計画通り汽車をハイジャックして、速度を上げ始める。デロリアン号は汽車の先頭に設置済みだ。順調に帰れるかに思えたが、ドクの耳にクララの声が響く。クララは、失恋して傷心のドクの様子をもれ聞いて、ドクを追ってきたのだ。すさまじい汽車のスピードに振り落とされそうになるクララ。ドクはデロリアン号から汽車に移動し、クララを救出しようとする。しかし時速は88マイルに達しようとしていた。ドクは未来に帰ることをあきらめ、クララを救って彼女とこの時代で生きることを選ぶ。時速88マイル。マーティ1人を乗せたデロリアン号は、1985年に帰って行った。 1985年に帰ってきたマーティは、恋人ジュリエットの無事を確かめる。ジュリエットとのドライブ中、「腰抜け」と呼ばれてカーレースに誘われるマーティだが、彼はもう以前のけんかっ早い青年ではなかった。すぐさまUターンしたマーティたちの背後で、別の車が飛び出してくる。交通事故を回避した2人の手元には、ジュリエットが未来から持ってきたマーティの解雇通知。その紙は白紙になっていた。 ドクに会えずさびしがるマーティだったが、そこに突然汽車が現れる。そこにはドクとクララが乗っていた。2人はまたタイムマシンを発明したのだ。「未来は白紙、君達次第だ」と言い残し、ドクはまた別の時代へと旅立っていった。 The End _MIHOシネマ みんなの評価 4.36/5.0 最高 (^0^) 最高のエンターテインメント映画であり、完璧な三部作です。 個々に見ても面白いですが、3部作すべて見てほしい。 自分はエンターテインメント映画でこれ以上の映画を見たことがありません。 最低 ( ` 3´) なんか「強引に型にハメる」的な感じと、全体的に漂う「安っぽさ」がどーも。
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