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投稿者:nabe
蛾類標準図鑑によると、♂は羽毛状で枝は非常に長いと解説されており、♀の方は解説されてないものの図版から糸状と思っていました。 ルーペで拡大して観察してみると、♂の触角の各枝からはさらに細い枝毛が多数出ていることがわかり、その見事さに驚かされました(左画像)。 ♀は糸状に見えますがよく見ると少しギザギザがあり、この中央画像ではわかりにくいですがかすかな鋸歯状にも見えます。 また、そこから短い微毛が出ているようにも感じましたがルーペでははっきり確認できませんでした。 なお、いくつか羽化した中で変わった触角の1♀がいた(右画像)ので紹介しておきます。 体型は間違いなく♀なのに触角に枝があり、♂の特徴があるもののその枝は太く短い特異な形状をしており、これは奇形個体になるではないでしょうか。
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