投稿者:牛原山人
孝行 生きとし生けるもの誰か子を愛せざらん 梁の燕 野の雉子はさらなり 虫 に至るまで子に惑ふならひ 自然に出て貴賤の扁だてはあらじ さるゆへ 親の恩の高き事 泰山も何ならず 蒼海も浅かるべし 誰しも我が身を愛せさるものなし 我身を愛する心をもって 父母を愛し 敬ひ侍らば おのづから神の訓彦(さとしひこ)の教 仏の情にもかなひ侍らん 孝行は万行の長たりといへば 忽(ゆるが)せにすべからず
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