投稿者:ルイ・レテリエ
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インクレディブル・ハルク(原題: The Incredible Hulk 米国) 2008年 全米年間興行収入ランキング18位
科学者のブルース・バナーは、カルバー大学で自らの肉体を使って研究を続けていた。しかし、放射能実験に失敗し、大量のガンマ線を浴びてしまう。すると怒りを感じた時、アドレナリンの分泌とともに身体が巨大な緑色のモンスター=ハルクへ変身してしまうことに。愛する者を傷つけ、追われる身となってしまったブルースは、モンスターとしての秘密をひた隠しにしながら、治療法を見つけようとする……
監督 ルイ・レテリエ 代表作 『トランスポーター シリーズ』『タイタンの戦い(2010)』『グランド・イリュージョン』
脚本 ザック・ペン、エドワード・ノートン
音楽 クレイグ・アームストロング 代表作 『交渉人』『Ray/レイ』『スノーデン』
主演 エドワード・ノートン(ブルース) 代表作 『真実の行方』『アメリカン・ヒストリーX』『ファイト・クラブ』
上映時間 135分
登場人物
ブルース・バナー: 天才物理学者。
ダディウス・ロス: 米陸軍将軍。(ウィリアム・ハート) 代表作 『白いドレスの女』『蜘蛛女のキス』『ブロードキャスト・ニュース』
ベティ・ロス: ダディウスの娘でブルースの恋人。(リヴ・タイラー) 代表作 『エンパイア レコード』『アルマゲドン』『ロード・オブ・ザ・リング シリーズ』
エミル・ブロンスキー : 海兵隊員。(ティム・ロス) 代表作 『レザボア・ドッグス』『海の上のピアニスト』『ヒットマン レクイエム』
サミュエル・スターンズ: グレイバーン大学の細胞生物学者。(ティム・ブレイク・ネルソン) 代表作 『オー・ブラザー!』『バスターのバラード』『黒い司法 0%からの奇跡』
【起】
ブルース・バナーは天才物理学者として、兵士を強化し軍事力を向上させる実験を行っていた。その研究中に事故が発生し、ブルースは大量の放射線を体中に浴びてしまう。その結果、脈拍数が毎分200を超えてしまうほどの興奮を感じると、全身が緑色の巨人「ハルク」に変身するようになってしまった。ハルクになってしまうと、感情の自制が出来なくなり破壊衝動のままに行動してしまう。体は銃弾やミサイルを弾いてしまうほど頑丈になり、巨体とは思えないほどのスピードで移動する。
ブルースはハルクになってしまう自分に恐怖を感じ、ブラジル・リオデジャネイロに身を隠し元の人間の体に戻れるよう研究を開始した。ロス将軍率いる軍はハルクの力が大きな軍事力になると感じ、ブルースの身柄を拘束しようと探すのだった。
ハルクになってしまう原因が自分の感情の起伏だと分かったブルースは、リオデジャネイロで感情を抑制する方法を格闘技の精神集中から学び、ハルクへと変身しないよう注意を払いながら生活していた。
【承】
ブルースの居所を掴んだロス将軍は、ブロンスキーをリーダーとした特殊部隊をブルースの元へと向かわせ、身柄を拘束しようとする。それを察知したブルースは特殊部隊が来る前に自宅から抜け出し、自分が働いているジュース工場へと逃げ込む。後を追ってブルースを追い詰める特殊部隊の攻撃により、ブルースは感情が大きく高まってハルクへと変身してしまう。
ハルクとなったブルースに、麻酔銃ではなく実弾で対抗する部隊だったが、手も足も出ないまま撃退されてしまうブロンスキーと特殊部隊。ハルクは特殊部隊を撃退し逃げていく。その結果、ブロンスキーだけが生き残るという事態になる。一人生き残ったブロンスキーは、ハルクの圧倒的なパワーに憧れるようになってしまう。それを感じたロス将軍は、ブロンスキーにブルースが担当していた軍事力強化の実験を受けるよう勧めた。
その実験の結果、ブロンスキーは中年とは思えない身体能力を持つようになり、ハルクとの対決へと更なる執念を燃やすのだった。
【転】
特殊部隊から逃げ延びたブルースは、元の人間に戻るためのデータを取りに行くためアメリカへと渡っていた。ブルースにはネット上で知り合ったブルーという知人がおり、この人物が人間へと戻ろうとするブルースを手助けしていた。ブルースは人間へと戻る実験の鍵を握っているブルーにデータを貰おうとするが、データは消滅したと告げられる。
そうした生活の中で、ブルースは元恋人でロス将軍の娘であるベティと再会する。ブルースとの再会に喜ぶベティ。ブルースが人間に戻る実験のサポートをすることになる。
データが無いと知り打つ手がなくなったブルースとベティは、資料を探そうと大学へと向かう。二人が大学で資料を探していると、ロス将軍とブロンスキー率いる部隊が現れブルースを確保しようと襲い掛かってくる。
ブロンスキーと特殊部隊の攻撃に、またしてもハルクへと変身してしまうブルース。ハルクに対して、容赦ない攻撃を行う特殊部隊。ベティはロス将軍に対して攻撃を止めるようお願いするが攻撃が止まることはなく、その攻撃にベティも巻き込まれてしまう。ハルクはベティを必死に守りながら、共に逃げていくのであった。
ベティと逃げたブルースは人間へと戻る為にブルーに会いに行く。ブルーと会ったブルースは苦しい実験の結果、人間へと戻ることに成功した。
【結】
人間に戻れたブルースはその直後、ロス将軍に捕まってしまいヘリで連れ去られてしまう。ロス将軍と行動していたブロンスキーは、ブルーにブルースの血液があるか聞き自分へ打ち込むように強要する。ブルーはブロンスキーの人並外れたパワーに、何かしらの実験をされていると気づく。そんな体にブルースの血液を混入させてしまうとどうなるか分からないと伝えるが、ブロンスキーは聞く耳も持たずに血液を取り入れてしまう。その結果、ハルクではないもう一人の怪物「アボミネーション」が誕生してしまう。
アボミネーションとなったブロンスキーは自分の力に酔いしれ、ロス将軍の注意も聞かずにハルクとの対決を望む。街を破壊しながらハルクを挑発するアボミネーション。ブルースはその姿を見て、アボミネーションとの対決を決意する。
人間へと戻ってしまったブルースは、変身出来るか出来ないか一か八かの賭けでヘリから飛び降りる。人間の姿のまま地面に激突してしまうブルース。全員が諦めかけた時、地面から緑色の大きな握りこぶしが現れた。
ハルク以上のパワーとスピードを持ったアボミネーションに苦戦するハルク。激闘の末、なんとかアボミネーションを倒したハルクは、自分のこの力を正義の為に使うと決意し雄叫びを上げるのだった。
場面は変わり場末のバー。ロス将軍が自分の失態を思い出しながら飲んでいると、一人の男が近寄ってくる。アイアンマンであり、大富豪のトニー・スタークだった。トニーはロス将軍に新しく世界を救うチームを作ると話し始めた。
The End _MIHOシネマ
みんなの評価 3.36/5.0
最高 (^0^)
素晴らしい!
良い意味で期待を裏切られた佳作。
最低 ( ` 3´)
ドラマのほうが100倍いい