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投稿者:ニール・ジョーダン
[YouTube:RtcaBZWbD8s:R] 探偵マーロウ(原題: Marlowe 米国) 2022年 全米年間興行収入ランキング50 ランク外 1939年、ロサンゼルス。私立探偵フィリップ・マーロウのもとに、裕福そうな金髪の美女が現れて、突如姿を消した愛人を捜してほしいと依頼する。依頼を引き受けて愛人の足取りを追うマーロウだが、調べを進めるうちに映画産業の闇を知る…… 監督 ニール・ジョーダン 代表作 『クライング・ゲーム』『マイケル・コリンズ』『ブッチャー・ボーイ』 脚本 ウィリアム・モナハン、ニール・ジョーダン 音楽 デヴィッド・ホームズ 代表作 『ヒトラー暗殺、13分の誤算』『ザ・ランドロマット パナマ文書流出』『ムッソリーニの財宝を狙え』 主演 リーアム・ニーソン(マーロウ) 代表作 『シンドラーのリスト』『マイケル・コリンズ』『96時間 シリーズ』 原作 ジョン・バンヴィル 『黒い瞳のブロンド』 *レイモンド・チャンドラー公認小説 上映時間 109分 登場人物 フィリップ・マーロウ: 私立探偵。 クレア・キャヴェンディッシュ: マーロウの依頼人。(ダイアン・クルーガー) 代表作 『トロイ』『ナショナル・トレジャー シリーズ』『女は二度決断する』 ドロシー・クインキャノン: ハリウッドの大女優で、クレアの実母。(ジェシカ・ラング) 代表作 『オール・ザット・ジャズ』『トッツィー』『ブルースカイ』 ニコ・ピーターソン: クレアの愛人。(フランソワ・アルノー) 代表作 『マイ・マザー』『結婚まで1%』 リン・ピーターソン: ニコの妹。(ダニエラ・メルシオール) 代表作 『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』 ルー・ヘンドリックス: 裏稼業のボス。(アラン・カミング) 代表作 『007 ゴールデンアイ』『スパイキッズ シリーズ』『バーレスク』 セドリック: ルーの専属運転手。(アドウェール・アキノエ=アグバエ) 代表作 『ボーン・アイデンティティー』『スーサイド・スクワッド』 バーニー・オールズ: マーロウの元同僚の刑事。(コルム・ミーニイ) 代表作 『沈黙の戦艦』『ウェールズの山』『コン・エアー』 【起】 1939年、カリフォルニア州ベイシティ……。探偵フィリップ・マーロウの事務所に、いかにもセレブリティなブロンド美女が依頼のため訪ねてきます。 依頼人の女性は“キャヴェンディッシュ”と名乗り、依頼の内容は「人を探してほしい、私の愛人だったのに突然、“消えた”の」と言います。 マーロウは“消えた”というのは、彼女の前からなのか、 この世からのことなのか質問すると、彼女は分からないから依頼に来たのだと言います。 失踪した愛人の名前はニコ・ピーターソンと言い、映画業界で働く人間です。マーロウはセレブリティなキャヴェンディッシュに対し、格差がありそうなニコとの出会いに疑問を抱きます。 依頼を引き受けたマーロウは“ミセス・キャヴェンディッシュ”と呼ぶと、彼女は“ミセス”は付けないよう指摘し、クレア・キャヴェンディッシュだと言い事務所を後にします。 【承】 マーロウはかつての職場警察署に出向き、かつての同僚からニコの情報を聞き出しますが、“ニコ・ピーターソン”は交通事故で死亡しているということを知らされます。 事実を知らせるためマーロウは、クレアの邸宅を訪ねます。その邸宅はハリウッド女優ドロシー・クインキャノンの家でした。 ドロシーは石油を掘り当て一代で財を成した夫との間に、クレアを授かりますが女優としての名声を守るため、彼女を“姪”として育てます。 やがて夫は他界し多額の財産管理をジョセフ・オライリー氏に任せつつ、恋人としても関係を持っていました。ところがそのジョセフは次期英国大使の候補となり、2人の関係も微妙になっていました。 クレアはそんな母ドロシーに冷ややかで、夫のキャヴェンディッシュも財産目当てだと言います。そんなクレアにマーロウはニコが交通事故死していることを告げます。ところがクレアは「ニコは生きている。メキシコのティファナで見かけた」と言い切りました。マーロウはニコのことを正直に話すよう促すと、2人はセレブが集まる“コルバタ・クラブ”で出会ったと語り始めます。 彼女はニコのミステリアスな面に惹かれ、愛し合うようになったと言います。撮影所の“小道具小屋”で密会するようになったが、会う約束の日にニコが現れず、自宅にも人の気配がなかったと言います。 クレアはテイファナでニコが現れるのを待ち、映画で使う小道具のような、まがい物の骨董品を車に積んで走り去って行ったと話します。 マーロウが邸宅を去る時、ドロシー・クインキャノンが彼に声をかけ「娘からどんな依頼をされたのか」と探りを入れられますが、「守秘義務がある」と何も語りません。 マーロウは手がかりを探すため、ニコの自宅へ向かいますが、人気は無く隣人の男が少し前に、2人のメキシコ人も彼の行方を探しに訪ねてきたと教えてくれます。 ニコが事故にあったのは彼も出入りしていた、ハリウッド関係者などが集まる“コルバタ・クラブ”の前の路上で、ニコは頭半分が轢き潰されていたといいます。 マーロウは手がかりを捜すため、ニコが埋葬されている墓地へ行くと、若い女性がニコの墓地を参っていました。話を聞こうと追いかけますが見失ってしまいます。 次に彼はコルバタ・クラブに向かい、事故現場を確認しました。元同僚の協力の下、中に潜入したマーロウは墓地で見かけた女性をみかけます。 支配人のフロイドはマーロウと面会し「遺体は自分とニコの妹が確認した」と、ニコで間違いないことを強調します。 コルバタ・クラブを去ろうとした時、マーロウはプールサイドで雑誌を見る女性の視線に気づき、近寄ると彼女がニコの妹リン・ピーターソンでした。 彼女はマーロウに時間を指定し、娼館に来るよう声をかけます。マーロウが娼館に出向き部屋へ行くとそこで、フロイドが手を回したと思しき、用心棒の男達に襲われます。 マーロウは用心棒たちの手を逃れますが、そのことでコルバタ・クラブには何か曰くがあると疑念を抱きます。 そして、ニコはなんらかの理由でコルバタ・クラブで殺害され、事故に見せかけるために遺体を通りに移した殺人事件であると推測しました。 さらに手がかりを得るためマーロウは、ニコがエージェントを務めた女優のアマンダに会います。彼女は女優として仕事を得るため、ニコの愛人になっていましたが、彼の彼女に対する扱いは粗暴で冷酷だったと証言します。 再びニコの自宅を訪れたマーロウが、中に侵入するとそこにはニコの妹リン・ピーターソンがいました。マーロウはリンがニコの生存を知っていると察知し追及します。しかし、直後に彼女を追ってきた2人組の男が家に押し入り、リンは拉致されマーロウは襲撃され意識を失ってしまいます。 意識の戻ったマーロウの眼の前には、セドリックというアフリカ系アメリカ人の運転手が立っていて、マーロウに会わせたい人物がいると連れて行きます。 その相手は実業家のルー・ヘンドリックスという男でした。彼はマーロウに「ニコを探し当てたら1000ドル払う」と持ち掛けます。 ルーはニコを探している理由を明かしませんが、マーロウを自宅に送る時にセドリックは、ルーの財源に関してニコが関わっていることを話します。 マーロウの事務所をドロシーが訪ねます。ドロシーの恋人ジョセフとクレアの関係についてです。ドロシーは「娘は私のものをなんでも欲しがる」と言い、2人の関係を調べるよう依頼しました。 その晩、マーロウはニコの事故死は偽装による殺人だと断定し、誘拐されたリンを救うため、旧知のバーニー刑事に捜査をするよう願います。バーニーも事件性を感じ捜査に乗り出します。 テラスで酒を酌み交わしていると、向かい側の道にクレアの乗った自動車が目に入ります。バーニーは誰かと聞きますが、マーロウは「ただの女だ」と答えます。 マーロウの自宅を訪ねたクレアは、母ドロシーがニコを誘惑していたと言い、「母は私の物を何でも奪う」と同情を乞うため彼を誘惑します。 母娘の間に軋轢があると感じたマーロウは「親ほども年が違う」とクレアをたしなめ、ダンスを踊ってクレアを見送りました。 しかし、その後マーロウは彼女を尾行します。クレアが向かったのはジョセフの邸宅で、ジョセフも彼女を部屋に迎え入れると、窓のカーテンを閉めます。 クレアがニコを探す理由とジョセフとの関係、他にもニコを追う者がいて事故を偽装するため殺人がおきていることに、事の重大さが深まっていきました。 そんな最中、ニコの妹リンが渓谷で無残な姿で発見されたと報告を受けます。マーロウは再びコルバタ・クラブに潜入しました。 【転】 執務室にいたフロイドは麻薬を使用していました。それを見たマーロウはコルバタ・クラブがセレブを相手に売春を斡旋し、麻薬を密売する場所ではないかと追及します。 ニコはその秘密を握ったまま逃亡しましたが、フロイドは自動車事故で死亡したことにして、秘密裏にニコを探していると推理します。 フロイドはマーロウに薬物入りの酒をすすめますが、警戒した彼は飲むふりをして捨て、薬が回ったふりをすると、人気のないバックヤードに連れて行かれます。 するとそこにはルーの運転手セドリックが拉致され、手錠で繋がれていました。マーロウは監視役を攻撃し、手錠の鍵を奪ってセドリックを助けます。 隣りの部屋ではルーが拷問され、フロイドにニコが持って逃げた“ブツ”はどこかと尋問されていました。ルーは耳を切り落とされそうになり“セイレーン”だと答えます。 ルーを助けるため襲撃するマーロウとセドリックでしたが、ルーがセドリックに差別的な暴言を吐いたため、セドリックは逆上してルーを射殺します。 ルーの言った“セイレーン”とは水槽に沈められた、「人魚」の偽調度品のことで、中に大量の麻薬が隠されていました。マーロウはコルバタ・クラブの裏を暴き、詳しい調査をバーニーに託します。 一方、ニコの行方と目的は謎のままでした。セドリックは命の恩人のマーロウの運転手になると申し出、ルーの運転手をしていたことで、様々な情報を知っていると言います。 ニコはルーと麻薬の取引をし、その麻薬をコルバタ・クラブのセレブに売るため、フロイドに流していました。しかし、ニコは麻薬を横領して隠したまま逃走したのです。 ところが突然ニコはマーロウの目の前に現れます。彼は妹のリンが死んだことも知っていましたが、「腹違いの妹」だと哀れみもない薄情な男でした。 そして、クレアが探していることを告げると、“小道具小屋”で待っていると伝えるよう言って去って行きます。 マーロウはそのことをクレアに伝える前に、母ドロシーと同席させジョセフとの関係について、決着させようと試みます。 ドロシーはクレアに次期英国大使から手を引くよう告げると、クレアは“何もわかっていない”とでも言うように怒りをあらわにし、テーブルから茶器を払い落して席を離れます。 心配したマーロウはクレアのそばに行くとニコがみつかり、小道具小屋で待っていることを伝えます。 【結】 クレアが指定された時刻に小道具小屋へ行くと、ニコはコルバタ・クラブで横行していた、麻薬密売の顧客リストをクレアに見せ歓喜します。 ニコの目的は映画関係者がコルバタ・クラブで、麻薬の売買に関わっていたことをネタにし、映画業界を脅し牛耳ることでした。コルバタ・クラブに出入りしていたドロシーやジョセフにも影響が及びます。 スキャンダラスなコルバタ・クラブの会員であることが、世間に知られれば女優としてのドロシーや次期英国大使のジョセフの立場が危うくなるからです。 ニコはクレアに一儲けできると共謀を持ちかけますが、クレアには別の思惑がありました。彼女はニコを発砲すると小道具小屋に火を放ち、顧客リストごと焼き払ったのです。 その後、映画産業が急成長し、まもなく戦争がはじまるという不穏な中、クレアは映画業界でエージェント会社の社長に就任します。なにもかもこの日のために彼女が巧妙に仕組んだ作戦でした。 クレアはマーロウに一緒に業界で働かないかと誘いますが、マーロウは断り他に紹介できる人物がいると言い、彼女の元を去ります。 マーロウはセドリックにクレアが社員を探していると話し、彼女に紹介するというとセドリックは「俺は口が堅いしな」と答えます。 The End_Cinemarche みんなの評価 3.4/5.0 最高 (^0^) 時代背景も映像も登場人物も台詞も音楽も… ハードボイルドの世界観ってのに見事に惹き込まれました。 最低 ( ` 3´) 退屈な雰囲気映画
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