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投稿者:和尚
海外キット、特に中国製キットは、バリエーションを増やす為に、ベースとなるキットに、追加パーツを付けるケースが多々あります。とくにドラゴンのキットは、キットの半分近くは、余剰パーツとなるわけですよ。これを、お得と考えるか、余るんなら値段下げろよ!的に受け取るかは、他キットでバリエーションそろえるかで、別れると思うんですよね。使えるなら得、使えないならゴミ!まっ、今回のキンタポルシェはそんな余剰パーツ処理的に使った代物です。ベースキットはタミヤ。ツイメリットコーティングは先に創った、ホビーボスのコーティングプラバン(プラバンにコーティングのモールドが施されているモノ)。履帯は、ICMのゴム履帯です。連結履帯とも考えたんですが、ICMの履帯のモールドが、意外とよさげだったのと、起動輪の歯のピッチとピッタンこだったので使ってみる事にしました。使ってみて分かったのですが、メーカーによって、その個体の捉え方が、違うんですよね。コーティングプラバンは、タミヤのボディより、若干小さく微妙な隙間ができたのですが、多少は目をつぶりました。一部はポリパテで、施した部分もありますが、多少オーバースケールぎみになってしまいました。なにせ、手でのコーティングなんて、何十年ぶりでしたので、そう考えるとタミヤのコーティンシートって、便利だなと感じます。色々なパーツ、ツールが溢れかえってる昨今では、昭和世代のオジサンには、夢の様な事であり、それが、現実化してる事に自由すら感じ得ません。かって、フランスの哲学者、ジャンポール、サルトルは、「自由とは、選択できる事だ」と言ってましたが、ニッパーひとつにしても、膨大な種類が存在する昨今で、果たして選べるのが自由といえるのでしょうかねぇ。自由と苦痛は、表裏一体だとも思えるのですが。まっ、予断はさておき、今回は、冬季迷彩です。ダークイエローにレッドブラウンの線状迷彩を施した後に、フラットホワイトで、迷彩がうっすら透ける様に吹き付けてあります。剥がれ部分は、チッピングではなく、吹き付けながら紙でカバーしてます。カモフラージレーションは一切しておらず、下地から仕上げまで0.3ミリのエアブラシで行っています。本来なら、ベースカラーまで、0.3で、そのあとは0・2に切り替えるのですが、0.3でどこまでできるかなという、挑戦的な感覚で行ってみました。まぁ考えてみれば、30年以上前までは、0.3オンリーでやってたんですけどね。初心忘れるべからず、といったところでしょうかね。白のウエザリングは、やりすぎると、マックロクロスケになってしまうので、極力黒系のウエザリングは避てブラウン中心のウエザリングを施してみました。ウエザリングカラー、パステル、シタデルカラー等を使ってあります。さぁ、次は、ドラゴンのキンタに手を染めていきましょう。泥沼は、まだまだ、続きそうです。
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