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投稿者:永井
太陽の一番近くを廻っている水星は、日の出直前の東空か日没直後の西空で短時間しか見られない惑星です。 地動説で有名なコペルニクスが水星を見ることなく生涯を終えた・の逸話が残っていますが、それ位「見る事が難しい」事を表しています。 見たのか・見なかったのかは今となっては謎でしょう 太陽から一番離れた東方最大離隔が3/25でしたが、お天気に恵まれず今日(3/27)やっと晴れたので、家の前から確認したら、見えるのは木星のみ、水星は双眼鏡でやっと確認出来ました。 と言う事で カメラと三脚を持ち出し、家の前から撮ったのが1枚目、その後マンションに隠れそうなので反対側のバス通りに移動して撮ったのが2枚目です。 これでも日没後54分後と1時間後の撮影でしたが、西空の低空は薄明が残っており、肉眼での確認は難しいものが有りました。 これから日増しに高度を下げてゆき、夕方の西空で見られるのは今月一杯位でしょうか? この後の東方最大離角は「7/22」「11/16」です。今月残り4日と7・11月、晴れたら挑戦してみてはいかがでしょうか。 因みにコペルニクスはポーランドの人で室町時代(1473)に生まれ、戦国時代末期(1543)に亡くなっています。 
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