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投稿者:枯葉親爺
⑨遥かなるSL3重連 中学校の修学旅行は北海道だった。SL3重連と記憶している。当時は、それが何か?と気にも留めなかったんだが、今となっては大変貴重な出来事、光景なのだ。何となくまだ残像が残っている。北海道は石炭が豊富だし、荒野を駆け抜くSLは似合う。 JR北海道、動労とか組合が強いと聞く。レール企画の変更指令に内部でごまかして、改修しなかったという。ここ数年いろいろなトラブル続きであったが、その体質が明るみになった。煎じつめれば、こうなる。みんなで渡れば怖くない。幹部を除いた組合員が手を組み合えば、なんとかなる。 事故で迷惑を食うお客は大変なとばっちりだが、組合全体が責任を負うと、どうってことない。不祥事を起こした企業の幹部が数名、テレビカメラに向かって最敬礼でもって「スミマセン」と頭を下げるシーンが当たり前になった昨今、まだJR北海道のスミマセンを聞いていないが、どうなんでしょう。 北海道の長万部で駅弁カニ飯が配られた。全員で食った。ちょうど羊蹄山の麓辺りのシーンであったと思う。全員同じものを食うというのはすばらしい。同じ釜の飯を食ったという奴だ。お前の量が多いとか少ないとか、良い物を食っているとか、お前は貧しいとか、そういう羨望とか意識しないで純真な気持ちで駅弁を食った。不味いわけは無い。 あの時のカニが北海道産だとか、ロシア産だとか、毛ガニだとか、ズワイ蟹だとか関係ない。蟹であれば何でも良かった。あの駅弁、コストはいくらだったろう? 食品偽装が話題になった。海老が主役だった。海老が死んだ。 海辺で生まれた、僕のおばあちゃんが、歌ってくれたものだ。 ♪ABCD蟹生きた♪
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