投稿者:左党89号
ICカードもキャッシュレスのひとつということでこちらのスレッドに書き込みます。
今春に地域連携ICカードを導入した青森・八戸・秋田と様子を見に行ってきました。
○青森:「AOPASS」
青森市企業局交通部(青森市営バス)のほか、八洲交通・弘南バスが運行している「青森市市バス」(名称が混同しますが廃止代替系統の位置づけとみればよいでしょう)、青森観光バスが運行する観光循環バス「ねぶたん号」でも使用可能となっています。
JRバス東北も一足早く2021年春にSuica対応していますし三本木とを結ぶ十和田観光電鉄は「Towada SkyBlue Pass」の対象系統ですので、来年春に弘南バスの「MegoICa」が導入されますと、下北交通の2往復を除くとすべての路線バスが交通系ICカード対応となります。
前述の「青森市市バス」の関係で弘南バス青森営業所の車両はカードリーダーが設置されているため、何気に弘南バスで最初のICカード導入となっています。(1枚目写真)
○八戸:「ハチカ」
南部バスに関しては県北バスの「IGUCA」とほぼ同時のサービス開始ということで、運賃表・運賃箱は県北と同様の小田原製でした。ただ、どういうわけか停留所の英字表記の仕方が県北と微妙に異なっていて、一見二重表現とも解釈できます。
例:「南部町役場前」→「Nanbucho Yakuba-mae Town Office」
「剣吉局前」→「Kenyoshi Kyoku-mae Post Office」
また、八戸市営バスは乗車口のICステッカー(「ご利用いただけます」の入ったもの)が貼られていませんでした。(2枚目写真)
○秋田:「AkiCA」
運賃表・運賃箱は岩手県交通と同じレシップ製ですが、秋田中央交通の子会社・秋田中央トランスポートが運行する下浜地区の「秋田市マイタウン・バス」の車両にはICステッカーがありませんでした。
また、同じ秋田中央トランスポートが運行する潟上市の「マイタウン・バス」や男鹿市内の路線はICカードには対応していないため、同じ会社でも取り扱いが異なるので事前の確認が必要となります。
なお、秋田営業所と臨海営業所に各1台、「AkiCA」PRのフルラッピング車が在籍しています。(3枚目写真)