投稿者:広島吉田
以前、当掲示板でご紹介したs4cが飛ぶまで。
過去になく軽く仕上がり、且つ、搭載する重りも僅か5.2gで図面での重心を確保できたことで期待をもって初ランチ。
???
極端なノーズアップ。
帰宅して重心を再確認しましたが図面通りの位置で機体は水平を保ちます。
製作に歪み等があるのではと点検しましたが特段おかしな部位もなく。
図面が間違っている?
ありえないと思いつつ過去作った直線翼の複葉機、Fokker Dr-1とRAF SE5aの重心を確認しました。
評価方法として正しいかどうかは別にして図面における上下翼の投影面積による重心位置が以下です。
Fokker Dr-1 32%
RAF SE5a 37%
s4c 42%
s4cが頭上げを引き起こすのも頷ける気がします。
ただ、どこが正しい重心か判らないため重りを積んでは飛ばし、壊し、を繰り返し結局25g近くの重りを必要として、上記方法で37%付近が正しい重心でした。
年末年始毎日のようにフィールドに通い、やっと飛んでくれました。
さらに問題が、プロペラを24cmに換装したため車輪が接地する前にプロペラが接地し、その都度エンジンの回り止めが損傷したため21cmのプロペラに変えまいた。が、推力が足りない。
22cmのプロペラに交換すべきか思案中です。
改めてスケールの難しさを思い知らされた気がします。
Guillow'sのs4cは70年近く前から存在する実績のあるキットだと思います、図面の間違いとはとても考えにくいですけどね。