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投稿者:藤吉功
コンパクトな翅が自慢?の昆虫から。お尻のハサミが目立つハサミムシは、翅が退化して飛べない種もありますが、野山の草花や石の下などで見かけるクヌギハサミムシ科キバネハサミムシは、前翅が黄褐色のベストタイプ(写真1、2枚目)。その下の後翅は、1/10以下に折りたたまれているそう。拡張倍率、昆虫界NO.1とも称される翅を瞬時に広げて飛び立つシーンが見たいものですね。 一方、湿り気のある草地には、ハネカクシ科エゾアリガタハネカクシ(写真3枚目、ケースに回収し撮影、体長7-8mm)。残念ながら後翅が退化して飛べない種。うっかり触れて体液が皮膚に付くと炎症を起こすので、要注意です。
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