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投稿者:西澤
4分マックスの1R・2Rを3人ともクリアーして、日本チームは順調なスタートです。3Rからは通常の3分マックスですから、デサーマルに捕まることさえなければ問題なくクリアー出来ます。しかし4分マックスをクリアーできても3分で落とすことがあるのがF1B、みんなさらに慎重に飛ばします。私は2Rで広いヒマワリ畑(人の頭くらいの大きさの花)の真ん中に降下して回収に長時間費やしてしまい、ピットに戻ったのが次のラウンド開始直前でした。そこで飛ばす順番を一つ後ろにずらしてもらい、それ以降は小池→西澤→佐藤の順番に変更して7Rまでこの順番で飛ばしました。私はこのラウンドから、一番飛ばし込んでいるアンドロコフの第5世代翼機に機体を変更して7Rまでそれを飛ばしました。 3R・4Rは3人とも問題なくクリアーしましたが、5Rに大きな落とし穴が待っていました。最後の佐藤選手の機体は、何とプロペラ停止のタイミングでデサが効いてしまい62秒で着地。後で調べたら、タイマーのデサアームの掛かりが浅くてペラストップのショックで外れてしまったようです。何とも残念、悔やんでも悔やみきれません。 続く6Rで、佐藤さんの機体はバースト頂上で失速して姿勢を崩して大きく高度を落としてしまい、13秒落ちの167秒という結果に終わりました。小池さんと西澤は6Rもクリアーして、あと一つクリアーすればフライオフに進出です。 最終の第7R、一番手の小池さんはゴムを巻き終わって計時員の横で発航準備、しかしサーマルの兆候を感じることが出来ずに、周りの選手もお互いに顔を見合わせて、誰かが飛ばすのを待ち続けています。かなり長時間待った後、若いポールナンバーの選手数名がスタートさせました。上りはみんな問題ないように見えたので、小池さんも続けて発航させました。グライドに移ると先に飛ばした選手たちも小池さんの機体も沈みが大きく、3分飛行に黄信号、小池さんの機体は結局154秒で着地してしまいました。最後のラウンドでフライオフ進出の望みが絶たれてしまいました。何とも残念! その後、私と佐藤さんはともに3分を無事クリアーし、私は目標のフライオフに進むことになりました。
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