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投稿者:高森人
埼玉大学名誉教授である角田史雄氏が唱える、プレートテクトニクスではないメガ地震発生のメカニズムによると 1.地球の外核(地下2900km)から高熱流(2200~5000度)が下部マントル(地下2900~660km)の中を湧昇し、上部マントルの遷移層(地下660~410km)に到達すると、高熱によって遷移層の岩石が割れて深発地震が発生する。 2.その後アセノスフェア(地下300~1000km)が高温(1000度)となり、地殻(地表から地下40kmまで)中のマグマが地表に達する。 3.地表には、(1)南太平洋のタヒチ~フィジー諸島と(2)東アフリカの2か所に高熱流の吹き出し口がある。南太平洋の吹き出し口からアジアに向かうルートがあり、このルートを通って日本の近くに高熱流が到達すると火山が噴火し、地震が発生する。 と言うものです。 その説では高熱流の吹き出し口がフィジー諸島とタヒチ島の間にあるということでした。 このすぐ近くにあるのがトンガです。(地図参照) ご存知のようにトンガでは大規模な海底火山の噴火がありました。噴き出した高熱流の影響でしょうか。 またこの吹き出し口からアジアに向かうルートがあるということですから日本の近くに高熱流が到達すると火山が噴火し、地震が発生するということで、今回の日向灘地震も高熱流の影響と考えれば説明がつきますね。 あながちトンガの噴火と日向灘地震は無関係とはいえないように個人的には思います。 この理論だと、バヌアツの法則など説明ができますね。
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