投稿者:市講堂、各地から集結した援助部隊の前で
「嗚呼、思想の垣根を越えて、民衆の平和のためにスカンディナヴィアが一体となっている…」
「私は感動している、内に団結し、真に政治のあるべき姿がウプサラに顕現している…」
ウリヤノフは滂沱の涙を隠さない。
「政府支援部隊の皆様、友党の皆様!!!!
迅速かつ温かい、豊富な支援でウプサラの行政はほぼ機能を取り戻している!」
「皆様の人的物的支援のおかげで、ウプサラは破滅の瀬戸際から救われた…」
深々と頭を下げる市長。
「私は市長として、一政治家として、そして一人のウプサラ市民として、
皆様に感謝の言葉を伝えきることが出来ない」
「今回の騒動は人為的に引き起こされたとの噂もある」
「だが、移民たちには罪がない」
「我々は彼らを受け入れ、正しい賃金の元、誇りある労働を共にし、ともにウプサラ市の発展に邁進する所存だ」
「彼らを助けてくれた皆様、我々を助けてくれた皆様には、改めて、深く深く感謝申し上げる」
ウリヤノフは獅子吼する。
「そして私は今回、確信した。
ウプサラでは、スウェーデンでは、
隣人が共に手を取り合い、その団結は揺るぐことはないと。
その扉は常に開かれ、いかなる嵐にも揺るがず、
我々を遮る障害はいつでも飛び越えることが出来ると!!」