投稿画像
投稿者:面
20年の年月とはどれだけ長いんやと、あらためて感じます。 NSPが復活して、全国各地でライブ活動が行われウキウキしていた頃。新しいアルバムも出されると話題になり。 僕はまだ「たんぽぽ」のことは知らず、乱魔さんやGENさんのHPでときどき書かせてもらうぐらいだった。 「たんぽぽ」の人たちと出会ったのは、忘れられない、2005年3月の渋谷公会堂ライブ。 坂道を登る途中の喫茶店で、少し時間があったので一人コーヒーを飲みに入った際。 座席をまとめ、いかにもオフ会っぽい雰囲気で談笑するグループがありました。それが「たんぽぽ」。 渋公でのライブは、天野さんの病気が想像以上に悪いのではと思わせる結果となり。 その夜、乱魔さんの計らい?で「たんぽぽ」の飲み会に参加させてもらうことになった。それが最初の出会い。 だから、自分の「たんぽぽ」での思い出は、天野さんの病気への心配からはじまって。訃報を聞かされて以降。圧倒的にしんどい時期のもの。 悲しみを昇華するというか、ぶつけ合うというか。「たんぽぽ」では大まじめにNSPのことを語りました。 やりきれない思いを鎮めるように、天野さんの歌詞を読み直した(やられたフレーズ)。 管理人のごはんさんや風ちゃんが、小説創作好きの、言葉にこだわる人だったこともあって、遠慮なく語り合えたと思います。ありがとう。 もう一つ特に嬉しかったのは、逆説的だけど、NSPから離れたところでも交流できたところ。 NSPや天野さんのことを語り合ううちに親密になり、オフ会の延長で僕たちは旅行に行くようになった。 経緯はよく分からないけれど、天野さんが亡くなった直後、2005年8月の集まりは岡山にて。これがたぶん「たんぽぽ旅」の始まりですね。 その後、たんぽぽメンバーの在住・都道府県を廻ったり、他の場所にもチャレンジしたり。それはほんとに楽しかった。 いま思い出すままに、日本の北から記してみると。 北海道(札幌・富良野・旭川・小樽)、岩手一の関、仙台~山形酒田、新潟、金沢、東京、伊豆・鎌倉・富士山、京都、奈良、大阪難波、和歌山白浜、松江・出雲、岡山、広島・尾道、長崎・軍艦島。 で、合ってるかな。全国各地を旅行した。中ちゃんに「たんぽぽ、旅行倶楽部になってるやん」と言われるのももっとも。 たんぽぽ20周年。それを0歳児の子どもが産まれて20歳の成人になった、とも例えられるけど。 やはり実際の40歳代~60歳代に、というのがピッタリきます。 40~50代、一般に子育ても少し落ちついて、自分の身体も元気でまだまだ外に出たい時期。 (それはたぶん、他のNSP関連のBBSでも共通していたと思う) と同時に、(自分も)60代には大きな病気をしたり、あるいは親の介護や見送りなども。 そういう20年だったかな。僕ら世代ならではの20年だったと思います。 自分は、娘の反抗期やその後、親の死去、自分の病気も含め、だいたいのことは「たんぽぽ」で語ってきた。 自分のことを話せる場所があったことは嬉しかったですね。 大げさな言い方になるけど、ここは自分が生きてた証しみたいなところでもあります。 「たんぽぽ」には感謝しかないですね、ありがとう。 よければ、ここに集った人たちの近況など、また聞かせてください。 ↓つい先日の釣り。神戸の海釣り公園、青空の上に怪しい雲。チヌ1つのまま暮れていきました。
投稿記事
画像を拡大