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投稿者:J・リー・トンプソン
[YouTube:BsKBG0rp_FA:R] 恐怖の岬(原題: Cape Fear 米国) 1962年 全米年間興行収入ランキング10 ランク外 弁護士のサムは妻のペギーと娘のナンシーとの3人で幸せに暮らしていた。だがある日、長い間服役をしていた性犯罪者のマックスという男が出所する。マックスは自分が牢屋に入れられたのはサムが証言したせいであると恨みを募らせており、サムへの復讐を開始する。マックスの目論みに気づいたサムは一家を守るために対抗手段をとるが…… 監督 J・リー・トンプソン 代表作 『ナバロンの要塞』『マッケンナの黄金』『殺人鬼』 脚本 ジェームズ・R・ウェッブ 代表作 『セントルイス』『大いなる西部』『太陽の帝王』 音楽 バーナード・ハーマン 代表作 『市民ケーン』『サイコ』『タクシードライバー』 主演 グレゴリー・ペック(サム) 代表作 『白い恐怖』『ローマの休日』『アラバマ物語』 上映時間 105分 登場人物 サム・ボーデン: 国選弁護士。 ペギー・ボーデン: サムの妻。(ポリー・バーゲン) 代表作 『ブラボー砦の脱出』『女房は生きていた』『クライ・ベイビー』 ナンシー・ボーデン: ボーデン夫妻の娘。(ロリ・マーティン) 代表作 『逃亡地帯』『機関銃(マシンガン)ケリー』 マックス・ケイディ: 前科者。(ロバート・ミッチャム) 代表作 『過去を逃れて』『狩人の夜』『エル・ドラド』 マーク・ダットン: 警察署長。(マーティン・バルサム) 代表作 『十二人の怒れる男』『サイコ』『ティファニーで朝食を』 チャーリー・シーバース: 私立探偵。(テリー・サバラス) 代表作 『終身犯』『バルジ大作戦』『女王陛下の007』 【起】 裁判所にやってきたマックス・ケイディが法廷に立つ弁護士のサム・ボーデンをじっと見つめています。裁判が終わり帰ろうとするサムを追いかけてきたケイディは出所の挨拶に来たと告げ、不敵な笑いを浮かべます。サムはその場を立ち去ろうとしますが、去り際にケイディは奥さんと娘によろしくと呟きます。その後サムが妻ペギーと娘のナンシーとともにボーリングに行くと、再びケイディが姿を現します。危機感を感じたサムは知り合いの警察署長マーク・ダットンに電話を掛けます。 【承】 8年前のこと。ボルチモアのホテルに向かっていたサムはケイディによる婦女暴行の現場を目撃してしまいます。サムの証言によりケイディの有罪が確定しますが、刑期を終えて出所したケイディはサムへの憎しみを募らせていました。ダットンはサムに依頼され、ケイディの余罪を調べますが、逮捕の決め手となるような罪は出てきません。やがてナンシーが可愛がっていた愛犬マリリンが庭で何者かに毒殺されてしまいます。サムはケイディの犯行に違いないと確信しますが、証拠がない上にケイディは凄腕の弁護士グラフトンを雇って身の潔白さを主張しはじめます。 【転】 ある日授業を終えペギーの迎えを待っていたナンシーはケイディに追いかけまわされた挙句、道に飛び出して車と衝突してしまいます。怪我は幸い軽症でしたが、逆上したサムはケイディを銃殺しようと考え始めます。しかしペギーから金銭で解決することはできないのかと懇願され、思いとどまります。 サムはケイディに会いに行き、2万ドル支払うので町から出て行ってくれないかと取引を持ち掛けますが、ケイディの目的はあくまでサムや彼の家族を苦しめることであり、交渉は決裂します。追い詰められたサムはごろつきを雇ってケイディを襲撃させますが失敗に終わり、グラプトンには弁護士会の除名を要請すると宣言されてしまいます。 【結】 サムは川沿いのコテージに妻子を避難させ、ケイディをおびき出すという計画を思いつきます。ダットンは無謀な計画だと躊躇しますが、ボーデンの強い信念に突き動かされ、若い保安官を同行させることにしました。 計画通りケイディはボーデン一家の居場所を突き止め、コテージのある川沿いへとやってきます。サムと保安官はコテージの下の草むらに身を隠し、ケイディがやってくるのを待ち受けます。しかし狡猾なケイディは保安官を後ろから羽交い絞めにし、川で溺死させます。さらにコテージに侵入し、怯えるナンシーを草むらの中へと連れ去ります。サムは川の中を追いかけ、待ち構えていたケイディと格闘しますが、持っていた拳銃を落としてしまいます。 ケイディはサムを川に沈めようとしますが、サムは川底の岩を掴んでケイディの頭を殴打、苦しんでいる隙にナンシーを連れて草むらへと身を隠します。しかし執念深いケイディはなおもサムを追いかけ徘徊し続けます。サムは拳銃を拾い上げ、迫りくるケイディの腹を撃ちぬきました。銃口を突き付けられたケイディは撃てばいいと挑発しますが、サムは檻の中で生涯苦しみながら生き続けろと吐き捨てます。翌朝ボーデン一家は警察に保護され、ようやく平穏な日々が戻ってくるのでした。 The End_映画ウォッチ みんなの評価 3.79/5.0 最高 (^0^) ミッチャムの不気味さと凄みに後半は息の詰まる思いです。 最低 ( ` 3´) おわれる不気味さを感じられますが、 ただそれだけで、さすがに古さを感じてしまいます。
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