投稿者:スティーブン・ソダーバーグ
[YouTube:NBBW2WPoZAo:R]
チェ 39歳 別れの手紙(原題: Guerrila 米・仏・西合作) 2008年 全米年間興行収入ランキング50 ランク外
1959年にキューバ革命に成功した後、国際的な名声を得たチェ・ゲバラ。しかし、チェ・ゲバラは変装した姿で家族と会い、最後の食事を済ませると、急に姿を消してしまう。そしてラテン・アメリカの革命を目指し、ボリビアを訪れるが……
監督 スティーブン・ソダーバーグ 代表作 『セックスと嘘とビデオテープ』『エリン・ブロコビッチ』『トラフィック』
脚本 ピーター・バックマン 代表作 『死海殺人事件』『スウィーニー・トッド(1997)』『ジュラシック・パークIII』
音楽 アルベルト・イグレシアス 代表作 『ナイロビの蜂』『抱擁のかけら』『裏切りのサーカス』
主演 ベニチオ・デル・トロ(ゲバラ) 代表作 『ユージュアル・サスペクツ』『トラフィック』『ボーダーライン シリーズ』
上映時間 133分
登場人物
チェ・ゲバラ: アルゼンチン出身の革命家
フィデル・カストロ: キューバ人の革命家。(デミアン・ビチル) 代表作 『明日を継ぐために』『デンジャラス・バディ』『ヘイトフル・エイト』
アレイダ・マルチ: キューバの反政府活動家。(カタリーナ・サンディノ・モレノ) 代表作 『トランストリップ』『そして、ひと粒のひかり』
【起】
1965年のキューバ。共産党の中央委員会にゲバラの姿はなかった。委員長のカストロは市民に対して、彼宛のゲバラの手紙を公開した。ゲバラは党の幹部の地位を捨て、貧しい人々が搾取され続ける国々での国際的な革命闘争を目指して、まずアフリカへ渡っていたのだ。
【承】
一年後の1966年11月、変装したゲバラは、キューバの妻子に別れを告げて[12]、南米中央部のボリビアに入国した。キューバ人のゲリラ仲間や現地の同志と合流し、辺鄙な土地に新兵の訓練キャンプを設営するゲバラ。だが、ボリビアの共産党は武装闘争に消極的だった。
年が明けて1967年、キューバのカストロはゲバラの消息を探り、支援物資を届ける努力を続けていた。ラモンという偽名で戦闘を続けるゲバラは、貧しい農民の子を治療し、親たちに協力を求めた。だが、農民たちは外国人の多いゲリラ部隊を信用しなかった。ボリビア軍はゲリラが農民を奴隷にすると言い触らしていたのだ。
アメリカ寄りのボリビア政府は、カストロがボリビアでも共産革命を起こすのではと案じていた。官僚たちはゲバラがまだアフリカのコンゴにいると思っていたが、アメリカ軍はボリビアの特殊部隊の訓練を買って出た。彼らは、人気のある「英雄ゲバラ」がボリビア人に支持されることを恐れたのだ。
ゲバラは、自分とキューバ人ゲリラの存在を秘密にしていた。だが、捕虜から情報が漏れて、ゲバラの存在は政府軍の知るところとなった。シグロ・ベインテ炭鉱でストライキが計画されると、政府はゲリラ部隊と鉱夫たちの共闘を防ぐために、鉱夫たちを虐殺した。
【転】
ボリビア人民解放軍と名乗って戦闘を続けるゲバラ達。だが、新兵が補充できず、戦闘のたびに兵士の数は減って行った。ゲバラがボリビアに入って280日目には、ゲバラ自身の体調も悪化していた。喘息を患っているゲバラは、薬を切らしてしまったのだ。合流するはずだった別働部隊も、農民の裏切りで政府軍に待ち伏せされ、全滅した。
【結】
フェルナンドという偽名で部隊を率いるゲバラを、ボリビア政府軍が追い詰めて行った。ゲバラがボリビアに入って340日目、ユロ渓谷の戦闘で、ついにゲバラは捕虜となった。オルトゥーニョ大統領は、ゲバラを連行することなく現地での銃殺を命じ、刑は翌日に執行された。1967年10月9日のことだった。
The End_Wikipedia
みんなの評価 3.6/5.0
最高 (^0^)
なぜゲバラが死なねばならないかが、理解できた。前作では革命が成し遂げられていく高揚感。
今作では革命が失敗する過程を丁寧に描いている。
この映画を酷評しているやつに映画を、ゲバラを語る資格はない!!
最低 ( ` 3´)
チェゲバラ好きだけど、これは映画としては最悪。