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投稿者:スカンディナヴィア国民連盟
・未回収のスカンディナヴィア――デンマーク デンマークについて今さら読者諸兄への説明が必要だとは思われない。そもそもスカンディナヴィア主義の嚆矢は、 ルンド大学とコペンハーゲン大学の学生たちによって始まったものだからである。そして、当時のデンマーク王フレデリク七世もまた スカンディナヴィア主義のよき理解者であった。もし列強によるロンドン議定書の圧力がなかったなら、王子を得なかった フレデリク七世はスウェーデン王カール十五世を後継者に指名し、スウェーデン、デンマークの統合によるスカンディナヴィア王国が 80年前には誕生していたことであろう。 確かにシュレスヴィヒ=ホルシュタイン戦争の結果や列強の思惑、そういった外的な圧力や考慮せねばならぬ諸事情は大きかった。 当時のスウェーデンやデンマークでは抗し得なかったかもしれない点は認めざるを得ない。ただそれでも、当時のスウェーデン、 デンマーク両国の政府があまりにも簡単に圧力に屈したことは非常に残念だったと言えるだろう。 そして今世紀最初の欧州大戦後、デンマークはドイツ帝国に従う道を選んだ。だがその結果はどうであったか? あろうことか、ドイツはデンマークを長期に渡る協商陣営ならびにインターナショナル陣営との戦いに引きずり込んだのみならず、 自らの敗北にデンマークを巻き込んだのだ。いま、デンマークを支配しているのはパリとロンドンの指示に従うだけの 人形による『政府』であり、愚劣な人形劇を演じ続けているのである。 これまで本誌は、未回収のスカンディナヴィア王国領土と国民について何回か書き記してきた。そのいずれもが悲劇であり、 蛮行であり、無法であり、弾圧であった。その中でもデンマークの状況こそは最悪である。彼らはいま、インターナショナル陣営の 尖兵としてロシア戦線に投入されているのだ!これが悲劇でなければなにを悲劇と呼ぶのだろうか! 我々三党連合政府は絶対にデンマークを『奪還』する。そしてクリスティアン十世を復位せしめ、スカンディナヴィア王国の 統一を完遂する。二度とロンドンやパリの属国にはならない。二度とインターナショナル陣営の侵略を許しはしない。 読者諸兄よ、有権者諸君よ、三党連合政府の下に結集せよ!スカンディナヴィア統一のための準備に参加せよ!!
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