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投稿者:ジョン・G・アヴィルドセン
[YouTube:3ajRd56jnLo:R] ロッキー(原題: Rocky 米国) 1976年 全米年間興行収入ランキング1位 無敵の黒人ボクサー、アポロが人気取りのため、格下の相手と闘うことを宣言した。チャンピオンに挑戦するチャンスを与えることで、アメリカン・ドリームを体現しようというのだ。アポロのマネージャーたちは、選ばれたロッキーがサウスポーなのを気にかけ相手を変えるように忠告するがアポロは無視。かくして薄汚れた下町の中、ロッキーのトレーニングが始まる…… 監督 ジョン・G・アヴィルドセン 代表作 『ジェネシスを追え』『ベスト・キッド シリーズ』 脚本 シルヴェスター・スタローン 音楽 ビル・コンティ 代表作 『ハリーとトント』『グロリア』『ライトスタッフ』『007 ユア・アイズ・オンリー』 主演 シルヴェスター・スタローン(ロッキー) 代表作 『ランボー シリーズ』『ジャッジ・ドレッド』『コップランド』 上映時間 119分 登場人物 ロッキー・バルボア: 無名ボクサー。闇金融の集金人。 ミッキー: ボクシングジム経営者。(バージェス・メレディス) 代表作 『廿日鼠と人間(1939)』『華麗なる週末』『マッケンナの黄金』 ポーリー: ロッキーの親友。精肉工場勤務。(バート・ヤング) 代表作 『チャイナタウン』『キラー・エリート』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』 エイドリアン: ポーリーの妹。ペットショップ勤務。(タリア・シャイア) 代表作 『ゴッドファーザー シリーズ』『プロフェシー/恐怖の予言』 トニー・ガッツォ: ロッキーの知人で高利貸し。(ジョー・スピネル) 代表作 『ゴッドファーザー シリーズ』『タクシードライバー』『マニアック』 アポロ・クリード: 現世界ヘビー級チャンピオン。(カール・ウェザース) 代表作 『未知との遭遇』『デス・ハント』『プレデター』 【起】 自堕落な生活を送る三流ボクサーのロッキーは、小さな試合をこなしながらマフィアの借金の取り立ての仕事を手伝っていました。30歳の孤独なロッキーは、ペットのカメと金魚をかわいがり、友人ポーリーの妹エイドリアンが働くペットショップに通うのが日課でした。エイドリアンはシャイで人付き合いが苦手な、メガネをかけたもうすぐ30歳の地味な女性です。 ポーリーと2人で暮らすエイドリアンは、毎日ポーリーの身の回りの世話をしていますが、ポーリーはいつもエイドリアンをバカ呼ばわりしています。 ある日ボクシングジムに行ったロッキーは、自分のロッカーが他の人のものになっていることに怒り、ロッキーはトレーナーのミッキーを責めます。 【承】 ミッキーから「才能があるのに悪い連中の仕事をして自堕落な生活をしている。お前は腐ったトマトだ。もう引退しろ。」と言われるロッキー。 そんな時、ロッキーに思わぬチャンスが訪れます。世界チャンピオン、アポロ・クリードの対戦相手が負傷し試合に出られなくなります。アポロらは話題作りと人気稼ぎのために、無名のボクサーを対戦相手に選ぶことにします。ロッキーに白羽の矢が立ちます。 しかしそれは、ただアポロがイタリアの種馬というロッキーのニックネームを気に入ったという理由だけでした。 ロッキーは力の差が歴然としているため対戦を断りますが、ほとんど強制的に試合をすることになります。その頃ロッキーはエイドリアンと結ばれます。 【転】 ミッキーがロッキーの家を訪れ、大きな試合にはマネージャーが必要だからと自分がマネージャーになることを申し出ます。10年前のボクシングを始めた頃に助けて欲しかったと拒絶するロッキーですが、結局申し出を受け入れ2人は和解します。 またロッキーとエイドリアンの交際を喜んでいたポーリーですが、ロッキーにチャンスが訪れたことへの嫉妬や仲睦まじいロッキーとエイドリアンの様子に疎外感を感じ、ポーリーはエイドリアンにつらく当たります。 今まで決して言い返すことのないエイドリアンでしたが、ポーリーに感情をぶつけ家を出ることに。ロッキーと暮らしはじめます。ロッキーはエイドリアンらの支えを得て、自堕落な生活を改め猛特訓を始めます。 食肉加工の会社で働くポーリーの協力で、肉の塊をサンドバックにするという変わった練習法も実践しました。 【結】 試合の前日、会場を1人訪れたロッキーは勝てるはずがないと弱気になります。そして勝敗ではなく、最終ラウンドまで戦い抜くことを目標にします。 一方アポロにとっては、勝つことが決まっているお遊びのような試合でした。いよいよ試合が始まります。試合を見るのが辛いエイドリアンは、1人控室で待っていました。 予想に反してロッキーがアポロから最初のダウンを奪います。その後も激しい闘いが繰り広げられ、ロッキーは致命的なダウンを取られます。ミッキーらが起き上がることを止めますが、ロッキーは闘い続けます。 ボロボロになりながら最終ラウンドまで立ち上がり続け、判定に持ち込みます。判定はアポロの勝ちでしたが、そんなことは眼中にないロッキーはエイドリアンの名を大声で呼び探します。リングに上がったエイドリアンと抱き合い、愛を確かめ合うロッキーでした。 The End _hmhm 第49回アカデミー賞 作品賞・監督賞・編集賞 受賞 みんなの評価 4.52/5.0 最高 (^0^) スタローンが脚本を書き、自分がロッキー役をやるという条件で映画会社に売り込んだ意欲作。 誰よりもロッキーを知る男が、女性には不器用な場末のボクサーを演じきった。脇役も個性豊かで一度見たら忘れられない。 最低 ( ` 3´) 何が退屈って、ロッキーに限らず、エイドリアンも、彼女の兄からも、登場人物すべてにおいて心の動きや感情の機微というものが伝わって来ない。
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