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投稿者:合田@小金井公園
本日、合田モグラ2号機が完成した。諸元はモグラ1号機と同じ。 飛ばしてみると、小回り(半径15m以下)だと、螺旋不安定でスパイラルダイブにおちいる。2号機の上反角は12°、垂直尾翼面積は33c㎡。垂直尾翼係数N=0.062である。飛行結果より、1号機と同じ螺旋不安定である。 次に、螺旋不安定を解消を目的に2号機の垂直尾翼容積比N=0.023にする。    垂直尾翼面積をXc㎡すると。    28X/(50×50×6)=0.023    X=12.3c㎡  2号機の垂直尾翼を12.3c㎡にはさみでカットした。 写真1は改造した垂直尾翼を示す。 飛行結果は、ダッチロールが始まった。 次に、面積が小さすぎると直感した。手持ちの1mmバルサで垂直尾翼の面積を少し大きくする。写真2はバルサを貼り付けた垂直尾翼を示す。 飛行結果:小回り(約半径15m)でスムーズに約20mの高さに上昇し滑空に入る。 モグラらしい滞空時間の長い滑空である。 検証:帰宅して増加バルサの面積を出した5.4c㎡であった。 2号機の垂直尾翼容積比=28×(12.3+5.4)/(50×50×6)=0.033である。 「こうすれば飛ぶ模型飛行機」のB-1垂直尾翼の係数 屋外ゴム動力機N=0.033に相当する。 また、「こうすれば飛ぶ模型飛行機」より、適正な垂直尾翼面積の決め方として「最高の滞空性能のためには、ダッチロールの兆候をギリギリ取り除くのに必要な大きさはほんの僅か(約5%)おおきいのが垂直尾翼の理想の面積」としている。 写真1の垂直尾翼面積=12.3c㎡で、5%増加の面積は     12.3×(1.05)=12.9c㎡ しかしながら、写真1の垂直尾翼はダッチロールにおちいるのでギリギリではない。 12.9c㎡ < 理想の垂直尾翼の面積 < 17.7c㎡ にあると考える。後日、2号機で試してみる。     
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