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投稿者:快速つくばね
 関東鉄道は、昨日2022年9月3日(土)10:00~16:00に竜ヶ崎駅待合室内特設コーナーで「創立100周年記念 旧硬券販売会 in 竜ヶ崎」を開催しました。時間がありましたので午後の2時間ほど見学に出かけてきました。ここでは鹿島参宮鉄道、鹿島鉄道、筑波鉄道時代の硬券、車内補充券のほか、「創立100周年記念ヘッドマーク缶バッジ」、鉄道グッズなどを販売していました。硬券、車内補充券などは、大部分が1枚300円となっていましたが、数十年の時を経て倉庫に保管されていた旧硬券(鹿島参宮鉄道時代)ですので、少しでも現金化できればよかったのでしょう。  ここで大枚600円を叩き鹿島参宮鉄道と筑波鉄道の国鉄への連絡乗車券を購入しました(写真1)。前者は3等級時代の常陸小川から石岡乗換えの水戸までの往復乗車券、後者は筑波から土浦乗換えの金額式の土浦から国鉄線内1220円の片道乗車券でした。金額的には元をとれましたが、当然ながらこの乗車券は、使用不可でした。  何が100周年かというと関東鉄道は沿革を辿ると複数の会社が合併していて、創業についていろいろな説がありますが、法的には鹿島参宮鉄道が存続会社となっていて、関東鉄道は鹿島参宮鉄道が設立された「1922年9月3日」を「創立年月日」としているようです。丁度100年前の同日になりますが、吸収元の会社を含めると1898年設立の竜崎馬車鉄道(後の竜崎鉄道)が最古となり、実際は120年を超える歴史があるようです。  この日は、販売会開催時間帯の列車(竜ヶ崎9:28発以降)は、「創立100周年記念ヘッドマーク」(写真2)が掲出されたキハ532形で運転されました。走行写真は佐貫-入地間の下り竜ヶ崎行キハ532形(写真3)で、見えている側のドアーはすべて非常用ドアーで、常用のドアーとしては各駅のホームのある反対側が使用されています。下り方向の竜ヶ崎方の運転台は、通常とは逆にドアーを開閉するため進行方向に向かって右側についています。
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