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投稿者:貫通扉
お久しぶりです、ようこそ66.7‰へ。 どういう運の巡り合わせか、私は17歳ではありますが、たまたま夜行列車に乗る機会を多く得ることができています。しかし、そうは言っても所詮は17歳ですから、乗る前に廃止されてしまった夜行列車は数多くあります。同じ列車に繰り返し乗っているということは否定できません。 北陸本線は夜行列車を多く見ることができる路線でしたね。現在はトワイライトエクスプレス号のみとなりましたが、かつては日本海号、きたぐに号、能登号、北陸号、つるぎ号、あおもり号といった夜行列車が北陸路を駆け抜けていました。もっとも、仰るように走行時間帯が早朝・深夜というものもありましたから、北陸本線を走る夜行列車の中にも、あまり人目につかない列車もあったかもしれません。 1999年に発売されたとある鉄道雑誌の古本に、「夜行列車がまったく消滅してしまうことは考えられないが・・・」という記述がありました。しかし、夜行列車がまったく消滅してしまう(ななつ星のような実用性が皆無な列車は除いて)という時代が来てもおかしくないという状況になってきました。あなたに限らず、誰もが(当然私も含め)、夜行列車がこれほどまでに減ってしまう状況は想像もしていなかったことだろうと思います。・・・夜行列車全廃論をぶち上げたある1人の人物を除いては。 サンライズ瀬戸・出雲号のノビノビ座席、あけぼの号のゴロンとシートは寝台料金が不要で、指定席特急料金で利用できるというところが魅力ですが、寝台車は最低でも6300円の寝台料金が必要(+特急料金)です。この6300円というのは、決して安いとは言えないですよね。寝台列車は、ちょっと乗ってみたいという意識で乗るのは難しく、乗るにあたっては、ある程度の覚悟と準備が求められます。 一方、ムーンライトながら号をはじめとする、510円の指定席料金で利用できる”手軽な”夜行列車も、臨時運転ながらしぶとく残存しています。ベッドで横になるということに拘らず、車中で一晩を過ごしてみるという行為をとりあえず体験したいということであれば、ムーンライトながら号などはうってつけの存在と言えます。
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