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投稿者:はっちん
↑前頁の記事 『(2023.9.4) Q 流行りの統計分析法に意義あり?』 【報告例2】の補足資料 (文献2)入院中の65歳以上の成人における新型コロナウイルス感染症に対するファイザー・ビオンテックとモデルナのワクチンの有効性 — 米国、2021年1月~3月⇒ https://www-cdc-gov.translate.goog/mmwr/volumes/70/wr/mm7018e1.htm?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=sc 【抜粋】 2021年1月1日から3月26日までに、489人の患者が参加資格を得たが、そのうち72人(15%)は以下の理由で除外された:30人が発症後10日以上でSARS-CoV-2検査を受け、19人が入院14日以上発症から数日後、8人が入院後に新型コロナウイルス感染症に似た症状を発症し、3人がヤンセン製新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を受け、12人はワクチン接種の検証が不完全であった。最終分析に含まれた患者417人(症例患者187人、対照230人を含む)のうち、症例患者と対照の年齢中央値は73歳、48%が女性、17%が非ヒスパニック系黒人、6%がヒスパニック系(人種を問わず)、48% が過去 1 年間に 1 回以上の入院を経験し、4% が入院前に長期介護施設で暮らしていました(表)。患者187人のうち、19人(10%)は発症の14日以上前にファイザー・ビオンテックまたはモデルナのワクチンを少なくとも1回接種していた(部分的にワクチン接種を受けた18人[10%]とワクチン接種を受けた1人[0.5%]を含む)完全ワクチン接種を受けた者)と、検査陰性対照230人中62人(27%)(部分ワクチン接種者44人[19%]、完全ワクチン接種者18人[8%]を含む)と比較した。ファイザー・ビオンテックとモデルナのワクチンの接種率は同様でした(1回以上のワクチン接種を受けた人では、それぞれ53%と47%)。Pfizer-BioNTech または Moderna ワクチンを使用した完全ワクチン接種の調整後 VE は 94% (95% CI = 49% ~ 99%)、部分ワクチン接種の調整後 VE は 64% (95% CI = 28% ~ 82%) でした (図)。発症前 14 日以内に 2 回接種の COVID-19 ワクチンシリーズの初回接種を受けた場合、有意な影響はありませんでした (調整後 VE = 3%、95% CI = −94% ~ 51%)。        
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