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投稿者:宮野昭彦
 Tinea最新号に、キハラゴマダラヒトリとアカハラゴマダラヒトリの種間関係に関する報文が練っています。これまで、野外でこの2種の種間雑種と思われる個体を確認したという情報が、ネットに出ていたことがありました。報文では、黄色いのと赤いのを交配した実験から、仮説を提起しています。私の報文がこの中に引用されていますので、そのとき使用した写真を掲示します。  私の報文では、この2種の♂交尾器の間の決定的な違いは見つからなかったので、写真に書いたコメントはあくまで傾向?と理解ください。  クロオビリンガとアカオビリンガは♀交尾器では少し違いますが、♂交尾器では区別がつきません。ひょっとして、同種か?と思ったりします。  マエベニノメイガとヘリジロキンノメイガは「日本の小蛾類」で同種扱いになりましたね。この根拠はDNAのようです。私はこういうのに、首をかしげてしまいます。
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