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投稿者:藤吉功
春を待つ樹木たち。ヤナギ科ドロノキは、雌雄異株の落葉高木。冬芽は、鱗芽で互生。頂芽は、光沢のある円筒形。その下、まるでげんこつを重ねたように連なった“葉痕”の、一番上には維管束痕と小さな側芽も(写真1枚目)。初夏、葉に先駆けて花序が展開。雄花序は、暗赤色で青空に映えます(写真2枚目)。雌花序は、黄緑色(写真3枚目)。風によって花粉が運ばれ受粉が行われる風媒花で、果序は10数cmまで成長。やがて綿毛をつけた種子が初夏の風に舞い、種子散布がすすみます。
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