投稿者:フィンランド首相フォン・ヘッセン
静かにさせろ!
ラプアに従う諸君に告ぐ!
諸君らは1917年にロシアを逐って我が国の独立を回復しながら、どうして再びモスクワに頭を垂れるのか!
なぜヘルシンキを焼かれても無策な彼らに従うのか?
カルヤラとクオラを売った彼らは、諸氏の忠誠に値するか?
ラプアに従う諸君、本当の敵を見定めよ!大フィンランドは我にあり!
また、共産主義者の諸君、諸君らは、あの1918年の際も、ロシアへの併合を望んでいたか?
北欧の同志に背を向け、ツァーのいないクレムリンに従う義理はあるのか?
諸君らの同志たるクーネシンは我らと共にある、今からでも遅くはない。諸君らの賢明な判断を我々は常に待っている!
そして!スオミルオッツィいずれのスオマライネンにとっての悲劇である、あのヘルシンキの悲劇!
1550年にヴァーサ朝初代のスウェーデン王グスタフ1世によって築かれたヘルシングフォシュは、
かのシベリウスが、あのフィンランディアを紡いだヘルシンキは、
今や、己の帰属はおろか、その祖先が誰なのかすら理解できなくなった者共の手により、焦土と化した…。
我らが都のヘルシンキを焼いた輩、彼らは海の向こう側から来た外のルオッツィなのかもしれぬ。
しかし、この都を築いた王が彼らの崇拝する王であったことにつき、わずかでも脳裏によぎらなかったのであろうか?
また、彼らがかつて「スオメンルツォアライネン」であったのであれば、祖先同胞を共に焼いたことに何も思わなかったのであろうか?
いや、余は、沿岸部の暴徒共に支配されているスオマライネン諸君が、心で涙していることを知っている。
しかし、彼らが崇拝する王の名を冠する市がそうは思っていないのであれば…。
天上のヴァーサの諸王はこう述べているのではないか。「父よ、彼らを赦して下さい。なぜなら、彼らは何をしているのかわからないからです。」と。
ともあれ、これ以上その名前を彼らに与えることはスオメンルツォアライネンは無論、スウェーデンの本国人にとっても無礼というものであろう。
我がフィンランド政府は、本日をもってヴァーサ市の名を1917年以前の「ニコライカウプンキ/ニコライスタッド」に戻す!
そしてスオミからヴァーサという名は失われることになろう。ヴァーサの名が、これ以上彼らに穢されぬことを!
ニコライスタッド市外のスオメンルツォアライネン諸君、暴君からの解放は近い。
再び2つのスオマライネンが、手を取り合う日が来るのだ!
スオミ万歳!