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投稿者:Cavite
ISがミンダナオ本島内の中央部南ラナオ州(人口約80万人)都であるマラウイ市を占拠、なんと500ポンド爆弾を落としても破壊できない巨大な地下施設に20人~400人くらいの内外の戦闘員が籠っていると謂う。 60日間の戒厳命令が出ており長期戦となりそうだ、マラウイ市民人口約13万1千人の大半は避難、 私もマラウイに訪れた事があるが、ホロ島よりもともかく当時でもフィリピンで最も殺気だった事を覚えております、初めて向かった時は僅か4時間程度の滞在が精いっぱいで、怖くて写真一枚も写せないほどでした、すぐ様北ラナオ州都のイリガン市迄親戚を頼りに逃げ帰った者です。 何が危険だったかと申せば、市内の殆どに大砲や機関銃口が向いており、何時でも発砲可能な(戦闘可能な)状態が持続されていたからです。 マラウイへ入るのはイリガンジプニーTMから約1時間くらいで入るので簡単ですが、降りてから宿を探すなんてことは危険で困難でした、数回向かって撮影してきましたが、向ったら日帰りする他手段はありませんでした、気づかれない内に去るが基本でした。 ここはマギダナオのコタバトとの結びつきはつよく、クリスチャン族は殆どおりません、っと謂うか見かけませんでした、写真写る国道の看板は右マラバング方面と書いた案内板でマラウイ市の郊外でミンダナオ島の南海岸側、つまりセルべス海にマラバングがあって、突き当り国道を左折すればコタバト方面へ、右折すればパガディアン方面へと向かう西部ミンダナオ島の南北縦貫道路でもあります。 常に軍の駐屯地が随所に見られました、ここにはミンダナオ島第2位のラナオ湖があって西部一帯に電気を送っている水力発電施設があり、このラナオ湖(海抜900m前後)からの落差を利用した水力発電施設が数か所あります。 一方逆のセルベス海側に向かうと、約1000m付近で峠からマラバング方向へ下ります。峠付近にもラナオ湖とは別に小さな湖があって非常に涼しいと謂うよりも寒いと思うくらいの場所です、もちろん周辺は写真にある様なモスクがあっちこっちにありました、作物面積も少なくマイス(トウモロコシ)が中心で、湖で取れた養殖魚が中心の地でした。 どちらかと謂えば、見た目慢性困窮地帯と謂う印象でした。 初めてニュースを読んだ方は「何故、マラウイに巨大地下壕が?」こう思う方も多いと思いますが、実はラナオ湖の東側一帯の山地には、たくさんの資源鉱物があると解っており、諸外国が以前から目をつけておりました、何処の国か忘れましたが、数十年前のニュースでどこかの国が鉱物資源の採掘に着手した様な記事がでていたので、その時に手掛けた巨大地下壕が逃げて来たISの戦闘員らによって固められたのか? しかし、一度フィリピンの何処かでテロ騒動が勃発致せば確実にペソ安を招くのは必至で、仮に現実のこととなれば、10,000円が最大5,600ペソを超える気が致します、単純な予想くではなく、過去2000年~2004年頃にかけて急激なペソ安を招いた時も、人の集まる様な施設、つまり、ガイサノ・SM・ロビンソン・NTC・バスTM・ファエリーTM・空港TM、そしてLRTやMRTも狙われ、実際LRTが走行中に車両爆発があったくらいで、それで急激なペソ安を招いたくらいでした。 ちなみにフィリピンで私が聞いた空爆はホロ州都のホロ市に次ぐものですね。
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