投稿者:鋭利庵
合成した画像の最終的な調子を整えることで印象も変わると思います。
暗部を残しながらハイライトを抑えると引き締まった感じになりそう。
クルマの上の三脚ですか。以前仕事で遠景を撮るのに必要でやりましたが
風が強いと揺れまくります。もっとも、そんな天候で星夜撮影はしないと
思いますが馬を噛ませたり下駄を履かせないとサスペンションやタイヤは
意外と固いけど柔らかい厄介者です。
他にも探しものがあったので100円ショップを覗いて見つけたケースです。
金属製の缶で、今回使った黒塗りと、茶色がありました。もちろん両方共
買ってきてしまいました。もうひとつはまた何か作るときに。
SONYさんもかなり頑張って探してくれましたけどね。二台というのは動画
カメラとの組み合わせで実験しているネットの記事もありましたし過去に
動画カメラを同時に動かせる機能を内蔵したものはあったとか。
アクセサリーカタログやメーカーサイトを辿って、やっと見つけたものの
Ⅱ型以降であれば純正の組み合わせでどうにかなるというところです。
想定は業務の現場で、スポーツ撮影などでポイントが明確な場合ですね。
バレーボールでのアタック、バスケットボールのシュート、サッカーでの
ゴール、野球のバッティングなどでしょうか。
残りのカメラは固定して起点となる1台のレリーズで複数の角度から同時
撮影すれば身体の向きが違っても表情を捉えたカットを選択できますし、
判定でも使われるようになった記録確認がマルチアングルで可能です。
現在では別の方法でも可能なようですが映画「MATRIX」のバレットタイム
と呼ばれる、静止した被写体の周囲をカメラが移動するような映像は複数
カメラで取り囲んで同時に連続撮影し各カメラの画像を編集で繋ぐことで
静止した時間の中でカメラが移動している効果を得ています。
箱の本体にはシャッターを切るボタンと、半押し状態入りっぱなしにする
のと外部レリーズスイッチへの切り替えを兼ねたスイッチ、これはリレー
電源のON/OFFも担っていてリレーを使うときには赤いLEDも点灯します。
そして、三台のカメラそれぞれのリモート端子に接続するプラグのための
ジャックに並んでそれぞれでピントを確認するための半押し効果ボタン。
さらにリモートスイッチを接続するためのジャックを上部に並べました。
リレーの電源はカメラのマイク端子からもらうつもりでしたが昇圧しても
電流容量が小さすぎて使えなかったので内蔵することにしました。
汎用の単三電池でもよかったのですが、ほかに使うところがないのに別に
予備を持ち歩くのも面白くないのでカメラ用のリチウム電池パックです。
安くて単純な充電器を手に入れて改造しました。社外品なので低価格化の
ためか、電池を装着する部分だけを取り外せる構造なので助かりました。
ただし、そのままでは今度は電圧が高すぎるので安定化させる目的もあり
完成品の小型降圧ユニットを手に入れて押し込んであります。
次はもう1段割り込ませてLED照明も連動させようか 鋭利庵でした