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「虐殺の村」ブチャ住民からの発信「少なくともナチスは自国民を奪ったり殺したりしなかった⁉」
大川留保 投稿日:2022年04月20日 09:20 No.472
新しいウクライナ現地からの情報です。

この戦争、複雑に入り込んでいて難しいですね。

個人的にはロシアを一方的に悪者にして滅んでから考えたいと思いますが。

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    篠原常一郎のインテリジェンス・ウェポン 
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【古是三春(篠原常一郎) 本日のメルマガ(2022年4月19日)】

みなさん、こんにちは!

ロシアが言うところの「特別軍事作戦」、ウクライナ全面侵攻作戦は所期の目的と思われたゼレンスキー政権の打倒は叶わず、キーウ(キエフ)からの軍部隊撤退となりました。プーチン政権は当面の戦略を変更し、東部~南部ウクライナの一定地域(かつて、ソ連邦成立前にロシア領だったところ)を完全掌握する方向で軍事作戦を巻きなおしています。

そうした動きを牽制するキャンペーンとして、ウクライナ側は「ロシア軍の残虐行為」を持ち出していると思われます。ここでは詳しい検証をしませんが、マリウポリでは特に「アゾフ大隊」が住民を”盾”にする作戦を展開してきたのに、ロシア側が「住民攻撃をした」「住民を連れ去りシベリアで強制労働させるつもりだ」など、現地情報をきちんとトレースする限り、荒唐無稽なウクライナ側のプロパガンダが発信され、日本の多くのマスコミがそれをそのまま垂れ流し状況です(これを指摘すると「親ロシア派」レッテルを貼り、分断を図ろうとします)。

むしろ、私は現在の「戦時体制下」ウクライナでロシアとの連携を主張してきた政治家や市民活動家、およそ6000人が拘束されるか行方不明になっていると伝えられている事態の方が心配になりますね。2014年以来見てきたウクライナ・ネオナチ勢力が与党入りして権力の一部(内務省など)を掌握して以降の反対派市民に対する暴虐ぶりに照らすと、かなりの人々が生命の危険に直面していると思われます(そのうち、取り上げることになります)。



【「虐殺の村」ブチャ住民からの発信】

さて、YouTube「NEWS常一郎」2022月4月16日配信でも少し取り上げましたが、キーウ近郊で「虐殺があった」とされるブチャ村から市街部に逃れた住民の方の手記を全文入手しました。入手をつないでくれた人から補足的な情報も聴き取ってもらい、ここに全文(日本訳とロシア語原文)を掲載します。

文章は書きなれていないことと、酷い状況を目のあたりにして衝撃を受けた感情的なトラウマがあるようで、まとまりに欠けます。理解していただくため、リサーチャーと連携して伝えてくれた人たち(キーウ及びクリミアの住民)が本人から聴き取って補足した概要を以下に記しましたので、それを読んでから訳文などに当たっていただけると良いと思います。



≪概要≫

下に示すのは3月31日以降、ブチャでウクライナ側部隊による住民略奪と殺害を目撃後に現地を脱出し、キーウ市街に避難した住民の手記です。この住民は家族と共に4月13日にはブチャを出て避難しましたが、その間、ロシア軍がブチャを3月30日に撤退した後、翌31日夕刻から村に入ってきたウクライナ軍の一部による略奪が始まったといいます。

軍の対空車輛(ZSU、おそらくトラック荷台に対空機関砲を搭載した俗称”タチャンカ”と呼ばれる自走兵器)をともなった制服を着ていない武装集団70~80人(※)は、10人くらいずつに別れて4月2日までにかけての3日間、この住民が住んでいた約250所帯からなるアパートマンション群に略奪に押しかけたといいます。略奪は昼夜問わず続き、被害所帯の中には警察官や軍人の親族も居たのにお構いなしだったとのこと。

※篠原注…ゼレンスキー政権はロシア軍がキーウ近郊に進出すると兵器庫の自動火器を市民に配り、刑務所内の囚人も釈放して「義勇部隊」に動員しました。これらの武装「義勇兵」の多くが制服は支給されず、私服やスポーツウェアと間に合わせの防寒着を着用し、ウクライナ側を示す青腕章(ガムテープなど)を貼り付けているだけでした。私は、統率の悪い囚人部隊の仕業を疑っています。

この略奪の中で少しでも逆らったものは射殺され、死体は地下室に運び込まれ、住民の多くは抵抗せずになすがままでした。住民は「ウクライナのマスコミは『ロシアのオーク(楢)』(=ロシア軍侵入者を指す)の仕業だと報じ、多くの人がそれを信じているが事実ではない」と述べています(また、ネオナチ国家親衛隊の所業であることでもないニュアンスを述べています)。



≪手記の訳文≫

少なくともナチスは自国民を奪ったり殺したりしなかった⁉ これは、激しく、無意味で、無慈悲なサタニズムだ! 彼らは「味方」ではなく、非人間だ!!! さて、あなたが隣人とその夫を殺し、私たちの村を10日間略奪したとしよう。しかし、あなたは、数は少ないとはいえ、村に人が残っていることに気づかないはずがない...。残った人々が小屋の中で静かに座っていても、あなたが10日間私たちの村にしてきたことを見ていることに気づかないはずはないでしょう!!あなた方、ろくでなしの犯罪が近所の人に見られてることに気づいてないのでしょうか?

ブチャには約3000人、私たちの村には約40人が残りました... この人たちはすべてを見て、すべてを知っている!!! そして、遅かれ早かれ、すべてを語ることになるのです!!! 悪質な悪魔崇拝の証人である彼ら全員を殺すことはできません。それに、たとえ戻って全員を殺したとしても、近所の人たちはすべてを知っているし、理解している... 全員を殺すことはできない! 国民を殺してはいけない... キエフからロシア軍を撤退させることを思いついた人がいてよかった... この決断は、神様のひらめき... そのおかげで、すべてがまた正常に戻った...

そして、最も重要なこと。この3週間で、私たち家族はすべてを失いました。17年間払い続けたアパート、20年かけて丹精込めて建てたダーチャ、車、すべてです... でも、子どもたちが生きていてくれてよかった。ありがたいことです。

残されたのは、ズボン1本、靴1足、シャツ1枚、パンツ1枚だけ... でも、全て耐え抜こう... 全部乗り越えよう... 今の私には新しい夢がある... もし神様が「ロシアのオーク」たち(ロシア軍)を私の愛するキエフ、愛するブチャ、愛する村に戻らせたまうなら、私は(ロシア軍に)一兵卒として入隊し、ブチャの家を3日間荒らし、愛する村を10日間苦しめたあの悪質な悪魔主義から我が国、我が祖国を解放するという夢......。

「ロシアのオーク」たち、私の愛する、善良な者たちよ、どうか止まることなく進んでください... お願いです、親愛なる人々、どうか止まらないで。

私の手紙を掲載してください... 今、キエフにいるので、自分では発表できません。どうか掲載してください。


≪ロシア語原文≫

Фашисты хотя бы своих не грабили и не убивали! Это сатанизм лютый, бессмысленный и безпощадный! Они не "наши", они нелюди!!! Ну ладно, допустим, вы убили соседку с мужем, грабили десять дней наше село но, вы же не могли не понимать, что в селе, хоть и мало но, всё равно остались люди... Вы же не могли не понимать, что хоть они и сидят смирно по хатах, но они всё равно видят, что вы творили эти десять дней с нашим селом!!! Ублюдки, вы что не понимали даже такой малости, что соседи видят ваши преступления???...

В Буче осталось около 3000 людей, в нашем селе около 40... Все эти люди всё видели, и всё знают!!! И рано или поздно, они всё расскажут!!! Но, не убьёте же вы всех их, как свидетелей вашего лютого сатанизма??? А даже если вы всех их вернётесь и убьёте, всё равно уже все соседи всё знают и понимают... Вы не убьёте всех! Народ нельзя убить... Слава Богу, что кому-то пришло в голову, отвести российские войска от Киева... Это решение - Божье вразумление... Оно все расставило на свои места…

И главное. За последние три недели наша семья потеряла всё: квартиру которую мы выплачивали 17 лет, дачу которую мы строили 20 лет вкладывая в нее всю душу, машину - всё... Но, Слава Богу, дети остались живы... Спасибо Богу за это.
У меня остались лишь одни брюки, одни туфли, одна рубашка и одни трусы... Но, всё это я перетерплю... Я всё это переживу... Потому что у меня родилась Мечта... Мечта о том, что "Русские орки" даст Бог, вернуться в мой любимый Киев, в мою любимую Бучу, в моё любимое село, и я смогу записаться к ним рядовым, чтобы освободить мою Батькивщину, мою Родину от того лютого сатанизма, что терзал три дня наш дом в Буче, и десять дней истязал моё любимое село…

Пожалуйста, "Русские Орки", Дорогие мои, Хорошие не останавливайтесь... Ради Христа, не останавливайтесь Родненькие!

Пожалуйста, опубликуйте моё письмо... Я сейчас нахожусь в Киеве, и не могу это огласить сам. Пожалуйста, опубликуйте его."

…これを見て、「ロシア側のプロパガンダ工作だ」と言う人もいるでしょう。可能性を完全否定は出来ませんね。しかし、日本のニュースに登場する”証言者”たちにも何か不自然なものを感じざるを得ません。

「ロシア軍がやった」と結論先にありきで、マスコミのニュースは作られています。また、私の知り合いを含めてキーウ入りしたフリー記者(にわか記者を含む)は、結局現地の治安当局(内務省、警察)の案内で「現場」を見せられ、「説明」を受けてそれで「ロシアの犯罪」の酷さを痛感しているようです。

少し注意深く事前リサーチすれば、現在のウクライナ内務省の幹部が極右民族主義者(バンデラ主義者、ネオナチ)で占められ、現場警官の多くもそうだと言うことが客観的なデータで分かるのに…。私にとってこの手記が驚きだったのは、予想した国家親衛隊の関与が全面的にではなくとも、否定されていることでした。

ロシア語原文を見たとき、行間から血が流れ出ているような衝撃を受けました。亡くなった方たちの無念を受け止め、これは伝えなくてはならないと思いました。ところで下記ニュースは、「証拠映像」を伝えているんですかねえ?

(参考映像)「【独自】キーウ近郊“ブチャの虐殺” ロシア軍関与の疑いを強める新たな証拠映像を入手」2022/4/14 TBS NEWS
https://youtu.be/u3n7UTeJJvI


(了)


ene 投稿日:2022年04月22日 10:53 No.475
私もいろいろストレス溜まっていた事もあり、言いたい放題の動画見てスッキリしました。ありがとうございました。今ツイッター含め公では見れない情報です。
やはり、いつの時代もどんな戦争でも戦争に乗じた犯罪は沢山あると思います。これを客観的に犯罪として検証して行くことがどれほど日本にとって有益な事が知らない政治家、ジャーナリストが多すぎなのが問題です。


大川留保 投稿日:2022年04月22日 09:54 No.474
Youtubeで言えなくてストレスが溜まったヲヂサンが色々とぶちまける動画。
https://1drv.ms/v/s!AqdUDpPybaXQgbAjhxikfMotPxzjmA?e=LrPQik