ホタルイカ不漁　漁獲量は去年より１５００トン減

凸凹★副管理人投稿日：2023年05月14日 19:29

ＮＨＫ News
05月14日　11時37分

富山湾のことしのホタルイカの漁獲量は、４月末時点で３２７トンと、去年の同じ時期と比べて１５００トンあまり少なく不漁となっています。

富山湾のホタルイカ漁は、３月１日の解禁から５月中旬ごろにかけてが最盛期ですが、県農林水産公社によりますと、県内の漁港での４月末までの漁獲量は３２７トンと、去年の同じ時期と比べて１５００トンあまり少なく不漁となっています。
県水産研究所によりますとホタルイカの生態にはもともと謎が多く、不漁の原因の特定には至っていないということですが、「海水温や海流の変化でホタルイカの群れが富山湾に入ってきていないことが原因の可能性がある」と分析しています。
そのうえで、今シーズンの見通しについては、▼２月に富山湾で行った調査で、例年１４匹ほど確認されるホタルイカが１匹も確認されなかったことや、▼ことしの春は平均気温が平年より高くなると予想され、漁に適した気温の時期が短くなるとみられるため、県内全体での漁獲量は平年より少なくなると予想しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20230514/3060013313.html