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フィンランド治安対策本部 第四会議室
独系技術者
投稿日:2019年08月20日 21:03
No.2024
国境のラプア=芬共産党の自称「国民政府」やポフヤンマーの「沿岸ヴァーサ共和国」を名乗る武装勢力によって混迷を深めるフィンランド情勢に対応するため、スカンディナヴィア政府における調整機関、司令本部として設立された治安対策機関です!
「スカンジワークス」爆誕! 飛行機をつくってあそぼ!
第一会議室:
https://rara.jp/hoi2vicmodaar2/page529
第二会議室:
https://rara.jp/hoi2vicmodaar2/page1186
第三会議室:
https://rara.jp/hoi2vicmodaar2/page1832
亡命軍人 ハンス・ルーデル
投稿日:2019年08月20日 21:04
No.2025
これは急降下爆撃機なんだよな?
よし、急降下だ!!!
独系技術者
投稿日:2019年08月20日 21:05
No.2026
あれ……急降下体制に入った?
まずい!
あの機体、ダイブ・ブレーキついていないんだぞ!?
米系技術者
投稿日:2019年08月20日 21:06
No.2027
なんでだよ!?
というか普通そういうこと事前に言うでしょ!!
違います!?
亡命軍人 ハンス・ルーデル
投稿日:2019年08月20日 21:07
No.2028
オオオオオオッッッ!!!!!
すごい速度だ!!!!
バーンッ!!!(音速を越えた時に鳴るアレ)
ナレーション
投稿日:2019年08月20日 21:08
No.2029
この後、実験機は空中分解し、イングリッド・エレオノーラ両名に技術者は酷く叱られることとなる。
なお、ルーデルは無傷であった。
前回の技術者二人
投稿日:2019年08月21日 20:45
No.2032
「……」
「……」
『私達はスカンジワークスの予算を無駄遣いしました』と書かれた板を首に下げている
ジャック・ノースロップ
投稿日:2019年08月21日 20:48
No.2033
ほう、何々……ここは予算が大量にあると?
いいことを聞いた!
Ho229を見ていて、ずっと悔しい思いをしていたんだよ。
だって、全翼機だよ?
全翼機ならボクの方が余程上等なものを作れるに決まっているじゃないか!
というわけでこちら、新型実験機になります!
独系技術者
投稿日:2019年08月21日 20:49
No.2034
(うわぁ。あの機体、またうつ伏せ搭乗だ)
米系技術者
投稿日:2019年08月21日 20:50
No.2035
(あのおっさん、全翼機ばっかり作るので有名なんだよなぁ)
ジャック・ノースロップ
投稿日:2019年08月21日 20:53
No.2036
ふふ。
この機体は、今フィン本部が飛ばしているHo229のような、全翼型迎撃戦闘機なんだ。
エンジンの出力は抑えめにしてあるが、もし安定飛行可能なら、短距離での離陸が可能な戦闘機になる……全翼機の離陸性能は迎撃の戦術構想と非常に相性が良い!
もしこれがスカンジナビア空軍に採用されれば、ボクの長年の夢だった全翼機による空軍が誕生するぞ……なんて素晴らしい光景なんだ……ふふ、ふふふふふふ……
亡命軍人 ハンス・ルーデル
投稿日:2019年08月21日 20:56
No.2037
で、いつ飛ばせばいいんだ?
(急降下爆撃機ではないので気乗り薄)
ジャック・ノースロップ
投稿日:2019年08月21日 20:56
No.2038
そりゃ、もう!!
いつでも、どうぞ!!!!
(物凄くテンションが高い)
米系技術者
投稿日:2019年08月21日 20:57
No.2039
(あ、飛んだ)
独系技術者
投稿日:2019年08月21日 20:58
No.2040
(……なんかフラついてるな?)
あっ!
スピンした!!!
亡命軍人 ハンス・ルーデル
投稿日:2019年08月21日 20:58
No.2041
(……なんで俺、こんな役回りなんだろうなぁ)
※既に脱出済み
ジャック・ノースロップ
投稿日:2019年08月21日 20:59
No.2042
あああああああああああああああああああああああ!!!!!!
私の飛行機がぁあああああああああ!!!!!
ナレーション
投稿日:2019年08月21日 21:01
No.2043
ジャック・ノースロップの設計した通称"フライング・ラム"は、フライ・バイ・ワイヤのない時代では些か無理のある設計であり、飛行特性は劣悪。操縦が非常に難しい上に難があった。
無論、ルーデルは無傷であるが、ジャック・ノースロップはイングリッド・エレオノーラ両名からこっぴどく叱られた。
イングリッド・シーグフリード
投稿日:2019年09月06日 18:48
No.2262
……成程ねぇ。
確かに、レーダー上ではウチの飛ばしている全翼機はレーダーに映りづらい。
とくにHo229は、我が国の持つレーダーでは鳥と区別がつかないわ。
ノースロップ氏に以下の要件で航空機設計をお願いしましょう。
@仮称「XA-1」開発要項
最高速度:
最低でも時速700km
航続距離:
作戦行動時5250kmを往復することが可能であること
搭載容量:
核爆弾一発を搭載の上、上記性能要項を満たす。
また作戦行動機に対する空中給油を搭載可能なものとする。
今すぐ、という話じゃない。
予算はある。
人は私が繋ぐ。
本体の設計について考えて欲しいの。
ジャック・ノースロップ
投稿日:2019年09月06日 18:52
No.2263
……なんだこの性能要件は!
無茶苦茶だ!
とくに航続距離だ!
往復で10,500kmを飛行する航空機なんて、今現在で存在しているものでは皆無だ!
空中給油と言うが、そもそも空中給油という概念自体
『机上の空論』
なんだぞ!?
それを、飛行特性が劣悪な全翼機で全て賄う?
正気を疑うね。
どう思うよ、諸君は?
亡命軍人 ジョン・スミス・サッチ
投稿日:2019年09月06日 18:58
No.2264
……もし仮に。
もし仮に、イングリッド女史の言う性能要件が満たされた航空機が完成したとしても、制空権の確保が大前提になります。
作戦行動時において、航空機が真っ直ぐに飛べる保証は何処にもありません。
全翼機という形状が仮にレーダー網に映りづらいとしても、これだけの距離を飛行するとなれば、地上からの目視観測によって発見され、敵に迎撃準備を行わせるだけの時間が生じます。
そうした、前提としての問題を排除するには、陸軍によって地点を占拠することが必要になり、そうなれば航続距離は実質考えなくても良いことになります。
海上?
冗談を言っちゃいけませんよ。大海原において巡視艇や軍艦ならともかく、民間の漁船の目まで完全に封じ込めることは
不可能
です。
机上の空論です。
仮に出来たとして、
貴方は一体何をしようと言うのですか?
イングリッド・シーグフリード
投稿日:2019年09月06日 19:03
No.2265
……ここからはオフレコね。
私の考えていることは単純明快。
フランスのブレストから新大陸、カナダ首都オタワまで核兵器を運搬出来る機体が欲しいの。
5250kmというのは、その片道の数字よ。
もしこれが理論上実行可能であるなら、この兵器は軍事戦術の枠を越えた戦略的兵器として、つまり、政治上のカードとして使用することが可能になる。
勿論。
すぐに作れなんて言うつもりはないわ。
でも、逆に言えば、いずれは絶対にこれを作らせる。
この先10年……20年かけてでも「XA-1」は完成させる。
亡命軍人 ジョン・スミス・サッチ
投稿日:2019年09月06日 19:07
No.2266
イングリッド女史。
驚きましたよ。
それは
『誇大妄想狂』
の発想です。
つまり、このスカンジナビアが世界に冠たる大国家として、世界を差配する国家になるためにそれが必要だと仰る。
ですが、対インターナショナル戦争も終わらぬうちから、そのような発想をするのですか?
……私は、活躍の場を求めて混乱の最中にあるアメリカからここ、北欧へ渡ってきた一軍人に過ぎません。
ですが、私を取り立てて貰った以上、恩義を感じてはいます。
その上で、言わせて下さい。
貴方の発想は
狂っている。
イングリッド・シーグフリード
投稿日:2019年09月06日 19:08
No.2267
私も少し驚いている。
『ここには男は私一人しか居ないのかしら?』
ジャック・ノースロップ
投稿日:2019年09月06日 19:10
No.2268
……いいや。
僕はやるね。
やってやるとも。
今までどいつもこいつも私の作る全翼機を馬鹿にし腐ってきた。
今この世界でもっとも『僕の』全翼機を評価しているのは、どうやら貴方だけらしい。
私は意地でもこれを作る。
これを作るまで私は絶対に死なない。
絶対にXA-1の完成を見届けてから、死んでやる。
イングリッド・シーグフリード
投稿日:2019年09月06日 19:12
No.2269
理解が早くて助かるわ。
私の野心。
あなた方の野心。
全ては今我々のポケットの中にある。
それを取り出し組み立てるのは我々の意志に他ならない。
如何かしら。米軍人ジョン・スミス・サッチ氏。
亡命軍人 ジョン・スミス・サッチ
投稿日:2019年09月06日 19:14
No.2270
……で、私に何をしろと仰るのですか?
イングリッド・シーグフリード
投稿日:2019年09月06日 19:15
No.2271
追々、お伝え致しますよ。
全ての力を結集してこれを作るんです。
我々の物語は今ここから始まるのですから。
亡命軍人 ジョン・スミス・サッチ
投稿日:2019年09月06日 19:15
No.2272
Yes,Your Majesty.(女王陛下の仰せのままに)