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フィンランド・在オウル臨時首相官邸にて
ナレーション 投稿日:2019年06月08日 00:32 No.122
イベント掲示板に間違えて書き込みました。本当に申し訳ございません。
ヴァイノ1世改めフィンランド首相フィリップ・フォン・ヘッセンが率いるフィンランド政府。
トルニオに入りラプア運動を抑え、荒れ果てたフィンランド北部の治安を一応回復する。
一躍ヘルシンキ入城を目指し南下を図るヘッセン首相の耳に、ヴァーサ共和国独立の方が入る。
牽制の声明を発したもののヴァーサ共和国の勢いは止まらず、
フィンランド政府は一時的にオウルに政府を置き、クオピオ周辺の連合王国軍タウンゼント中将と共にヴァーサを睨んでいた。

そんな折、ヘッセン首相に友好的であったウメオ子爵の訃報とエプレボリ伯逮捕の報が入る。
そこでヘッセン首相は、臨時官邸にある老人を呼び出した…。


老軍人 投稿日:2019年06月08日 00:42 No.128
お召により、参上いたしました。
今更こんな老人になんでございましょう。
1940年の侵略後の混乱ならまだしも、今の私はもう回想録を書くのがやっとの老人。
それとも、陛下の御伽衆なれ、とのお話でございましょうや?


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年06月08日 00:46 No.131
「今更こんな老人」、いやいや、今だからこそ。
日露戦争から始まり、1917年以来の独立戦争で活躍され、
「1940年の侵略」で激烈にスウェーデンに抵抗し、
その後のスウェーデンの支配後の混乱を纏められたご老体。

カール・グスタフ・エミール・マンネルヘイム元帥。
良くぞ来てくださった。感謝いたしますぞ。

後、余は今のところはフィンランド首相であるので、陛下はよしていただきたい。


老元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年06月08日 00:54 No.136
は、しかしながら陛下は先々代カールレ1世陛下の嫡子。
それでは、「殿下」と呼ばせて頂きましょう。

それで、私に何をせよと?

私は既に数年前から胃潰瘍で40年のような軍務は到底務まりそうもございません。
それに、ここで私が出たとしても、連合王国軍を率いるタウンゼント中将が私の言うことを聞くとも思えませんが。
むしろ、殿下がタウンゼントを掣肘しようとしているとして、ストックホルムに余計な疑念をもたらすだけかと。

スオミの軍事を殿下が御案じされておるなら、私なぞよりハインリッヒスを採用されるべきです。
彼ならヴァーサ共和国に対抗でき、戦後のスオミの国防を十全なものとできましょう。


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年06月08日 01:11 No.149
いや、ハインリッヒスでは到底対応できぬ件だ。
余は、元帥にフィンランド首相代行と国防相をやって頂きたいのだ。

ストックホルムから報があった。モーリッツを庇い、王礼で対応してくれたウメオ子爵の一族が鏖殺されたそうだ。
また、外務大臣で、フィンランド委員会の長であるエプレボリ伯が拘束されたとか。

…スカンジナビア中央との我らのパイプが全て絶たれた状況だ。
そして、ストックホルムの政府は我々に関心がない。首相官邸は余の名前すら知らぬ有様。

国王ベルティア1世は「立憲君主だから」という理由で協力しようとせん。当てにならん。
「立憲君主」であるなら、バジョットも言うようにスオミを措くとしても、この混乱に何らかの動きをすべきだろうに…。

そこで、余は自らストックホルムに行く。
ウルマン首相に会い、スオミの状況をわかってもらい、ヴァーサ共和国への対応を協議するつもりだ。
他にもスオミの味方になりそうな者と会えれば会いたいと考えている。
北ローマ帝国党の指導者ロマノフスキーは、余の即位にはともかく我が政府に好意的だ。
一度会ってしまえばどうとでもなろう、余もそれでここまでこれたのだからな。

つまり、元帥、余の留守中に、スオミをお願いできないか?


老元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年06月08日 01:16 No.152
なるほど、殿下がいない間、スオミをまとめられる人物ということですか…。
この危機に殿下がいないとわかれば、右から左までの雑多な共和政府内部は派閥抗争に興じ、
場合によってはストックホルム憎さにラプアにでも寝返るかもしれない。
そうでなくとも、連合王国軍を率いるタウンゼントがフィンランド政府を支配下に置くようなこともあり得ましょう。
逆に、王党派で殿下にくっついているスウェーデン系のスオマライネンはヴァーサに投じる可能性がある。


そこで、私に殿下不在の間の看板、いわば客寄せになれと。
私はただ象徴として、そこにいればよいということですな。


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年06月08日 01:23 No.157
理解が速くて助かる、元帥。
ただ、より重要なのがヴァーサ共和国に対する対応だ。

元帥なら「フィン系」はもちろん、「スウェーデン系の」フィンランド軍将兵も従おう。
そこでだ、ヴァーサに対する前線にはフィン系とスウェーデン系双方の将兵を混成させて、ヴァーサを抑えて欲しい。
正規軍が来るまで、少なくともストックホルムから余が連絡するまで無用に攻撃は避けてくれ。

…無茶なことを言っているとはわかっているが、何とかやり遂げてもらいたい。
スオミを分裂させるにはいかんのだ。


老元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年06月08日 01:25 No.158
…無茶をおっしゃいますな。
1940年に敗北した私に、果たしてあれだけ熱狂的なヴァーサ共和国。
如何に私がスウェーデン系とはいえ、スウェーデン系将兵が従うかどうか。

……半月以内なら持たせて見せましょう。
それ以上は私も自信がございませぬ。


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年06月08日 01:29 No.162
半月か、上出来だ。
今から直ちにストックホルムに立ち、交渉を済ませ、
破局までに結果を出すには十分な時間であろう。

元帥、後を頼みます。
弟はビョールグンド、スカンジナビアそしてフィンランド王冠を救ったのだ、
残るフィンランドを救うのは余らの仕事だろう。

御老体に最後まで面倒をかけるが、スオミを代表してくれぐれもよろしく頼む。


老元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年06月08日 01:35 No.165
承知いたしました。
このマンネルヘイム、必ずや最後の御奉公を果たして見せましょう。


…ところで、ストックホルムの首相官邸。
まさに、歴代首相を考えれば伏魔殿。殿下の名前を憶えていない、というのも殿下への牽制でありましょう。
ゆめゆめ、御油断召さるるな。


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年06月08日 01:37 No.167
ありがとう。
ありがとう、元帥。

必ずや、余はスオミを救ってみせよう。

ところで、元帥。一点訂正しなければならぬ。
余が征くは伏魔殿ではない。
牡蠣小屋だ。


老元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年06月17日 01:05 No.421
ヴァーサ軍は南ポプヤンマー方面に攻勢か。
タウンゼント中将に連絡し、注意するよう連絡せよ。
何?指示をしなくてよいかだと?あの男がそんなものを聞くわけがなかろう。
あとはハインリッヒスの指示のとおりに、スウェーデン系とフィン系問わず、
ピルカンマー方面に避難民を誘導するように。

(電話の音)

もしもし、はっ、現状はまだ破局には至っておりませぬ。
何、『牡蠣の蓋は開いた』、さようでございますか。
それは誠に祝着至極に存じまする。ハッ、還御をお待ち申し上げます。
それでは失礼致します…。

どうやら、スオミは救われたようだ。
最初から殿下が王太子殿下であれば、そもそもこんなことにはなっておらなかったのかのう。
いやいや、後は殿下が戻られるまで、守り抜き、国民を生かすだけだ。
最後の御奉公、やり遂げなければな。


フィンランド陸軍・エーンルート中将 投稿日:2019年07月07日 17:51 No.952
閣下!陛下の御消息は未だに不明なのですか!
一体何をやっているのですかストックホルムは!?


あやつら、やはりヴァーサのクソ共に肩入れしているのでは?!


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月07日 17:53 No.954
まだ陛下ではない、首相だ。
首相はどうやらスカンジナビアの極左政党である労農に保護されておられる。
ストックホルムに架電してアレクセイ連合王国王太子殿下より裏を取った。


フィンランド陸軍・エーンルート中将 投稿日:2019年07月07日 17:55 No.955
労農!連中SNFPと違って城内平和に参加しておるのでしょう。
何故、ストックホルムはとっとと交渉して陛下を保護しないのです?

…労農か暴徒かはいざ知らず、ストックホルムは陛下が拉致されたのを誤魔化しているか、あるいは故意に見捨てるつもりなのではないですか?!


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月07日 17:56 No.956
…ストックホルムは既に当事者能力を失っているのではないかと私も疑っている。
しかしながら、我々に首相を捜索する能力も余裕もない。
これ以上この事態が続くようであれば、首相の嫡子モーリッツ殿下にもご協力頂くしかあるまいな。


フィンランド参謀総長・ハインリッヒス 投稿日:2019年07月07日 18:01 No.957
援軍が来るとのことで対ヴァーサ方面の士気は何とかなっておりますが、
やはり、陛下の御不在による動揺が広がりつつあります
ただ、陛下のストックホルム襲撃事件については思ったよりもスヴェーア系とフィン系の将兵の間で影響は出ておりません。
ストックホルムの暴徒が陛下をラプア扱いしたお陰で、今のところは「ストックホルムのクソ共」という共通認識があるようです
ただ、これも「陛下が御無事」であるという前提。
陛下御不在が続いた場合に、これがスヴェーア系とフィン系の将来的な亀裂にならないかと言われますと…。

また、援軍も未だ到着しない現状、兵力不足もありスオミ南部方面のラプアに対する攻勢は実施できないままとなっております。
これがヴァーサ側による「フィンランド政府とラプアは依然手を組んでいる」とのプロパガンダに用いられているようで…。
南部の連合正規軍を率いるタウンゼント中将にもせめてフィンランド湾までの打通作戦を行うよう要請しておるのですが、
「弁当を食べている」等と言い訳をつけては動こうとしませぬ。

ストックホルムからの援助でございますが、現状来ておりますものは民生用及び軍需用の援助物資となります。
もっとも民生用はある程度満足に来ておりますが軍需用はなかなか満足のいくものが来ておりませぬ。
他の援助で見るべきものですと、先のポプヤンマー制空作戦の航空隊ですか。
制空作戦の後、ストックホルムより我々にも空軍を出せという話が出ておりますが、
カールレ1世陛下時代の空軍は1940年の侵略戦争で半壊、
残る空軍は連合王国に吸収され、我々直属の防空隊は練度装備共に目も当てられぬ有様です。

ヴァーサ共が連合王国「御自慢」の航空隊をあっさり撃退している程の練度装備があることからしますと、
ここで我らの防空隊を出しても若人の命を散らせる上に、ヴァーサ連中の宣伝に使われるだけかと…。


フィンランド陸軍・エーンルート中将 投稿日:2019年07月07日 18:02 No.958
あのクソが!一生冷や飯の弁当でも食べているがいいさ!
まず、いの一番にタウンゼントの野郎をhakkaa päälleしてやりてえ!
ストックホルムも口ほどにもない!何で我々はあんな連中に負けたのだ!?


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月07日 18:07 No.959
これ。

…タウンゼント中将の件は、一度ストックホルム中央に耳に入れておいた方が良いかもしれんな。
空軍についてもハインリッヒスの言うとおりだと思うが、政治的に全く出さないわけにも行くまい。
とりあえず参加したという形だけでもできるような方向にしたい。
例えば我が空軍は整備兵だけ出して、あとは最悪航空機にハカリスティだけ入れてもらうような形で参加した形式を取れるような…。

…フィンランド治安対策本部に我々から人を出すという話もある。
未だウルマンからは何も言って来ぬが、ストックホルムに対しては要請をするより事後承認を求める形の方がよさそうだ。
この中からタウンゼントと空軍の件についてフィンランド治安対策本部に報告し
そのまま我が国の代表として本部入りして活動してもらう必要があるようだな。


フィンランド陸軍・エーンルート中将 投稿日:2019年07月07日 18:07 No.960
しかし国家元帥、大広場で陛下すら襲われるようなところですぞ?
スオマライネンが無事芬治本までたどり着けるかどうか。


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月07日 18:09 No.961
そこだよ、エーンルート中将。君は私と同じスウェーデン系だ。
スカンジナビアの制服を着てスウェーデン語を話せば、そうさな…。伝単を拾って激怒しない限りは大丈夫だ。

スヴェーア系スオマライネンが、スオミ代表として行くことにも意味がある
私やそこのハインリッヒスはここを動けないから、行ってもらうとすれば君以外にない。どうだね、スオミの代表引き受けては貰えまいか。
頼む。


フィンランド陸軍・エーンルート中将 投稿日:2019年07月07日 18:09 No.962
えっ、私が!
ぐっ…。(今回の戦で、戦功を挙げようと思っておったのに…)

…国家元帥に頭を下げられては、どうしようもありません。お引き受けいたしましょう。


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月07日 18:10 No.963
…すまぬ。
だが、これも重要な仕事だ。スオミにおいては戦争は戦場と司令部で行われたものだが…。
スカンジナビアではどうも会議室と牡蠣小屋で行われるようだからな。
我が国が自らを守りえない小国である以上、大国での戦い方に合わせねばならぬ。
中将、君は私がついていけないであろう戦いに従事してもらうことになる。
直ぐにストックホルムに向かってくれ。あと青狸は殴るな。
私がこの戦役が終わって正式に退役してから殴りに行く。


フィンランド参謀総長・ハインリッヒス 投稿日:2019年07月07日 18:12 No.964
…こ、国家元帥。

ともあれ、会議室と牡蠣小屋でなにがしかが決まっても、司令部と戦場は消えるわけではありませぬ。
陛下と会議室と牡蠣小屋の結果が出るまで、我々は持ちこたえねばなりませんからな。

願わくばいずれも良い結果が出ることを。


共産主義者同盟書記長 ハンソン 投稿日:2019年07月07日 23:17 No.985
同志諸君よくやってくれた!さあ!到着したぞ!

フィンランド参謀総長・ハインリッヒス 投稿日:2019年07月07日 23:21 No.986
何だ、この騒ぎは!
あれは赤旗!おのれ、ラプアと手を組んだアカ共が紛れこ…ん…

陛下!良くぞ御無事で!!
今すぐ国家元帥を呼んで来い!


陛下が暴徒に襲われたと聞いてオウルは一時ハチの巣をつついた騒ぎでしたぞ!
万歳!ヴァイノ1世国王陛下万歳!フィンランドに栄光あれ!


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年07月07日 23:24 No.987
だからまだ国王ではないというに…。

(振り返って)ハンソン書記長!!……
この速さでオウルまで連れて来て頂いて、本当に感謝の言葉もない。
(しかしこの男、すさまじい組織能力だ……)
(ストックホルムからオウルまでの1,000km、おそらく万を超える数の構成員を手足のように扱って、情報を密にして漏らさず……)
(さらに余を狙うサーミ人をうまく撒いたその手腕!地の利はあちらにあるというのに。)
(大革命家の名は、伊達ではないということか)


共産主義者同盟書記長 ハンソン 投稿日:2019年07月07日 23:26 No.988
なにこれも契約の内だよ……これで仕事は果たしたぞ。
それでは、約束通りこの男を置いていくぞ。


フィンランド共産党元議長 クーネシン 投稿日:2019年07月07日 23:28 No.990
お久しぶりですな、ハインリッヒス参謀総長……

フィンランド参謀総長・ハインリッヒス 投稿日:2019年07月07日 23:30 No.991
>990
あっ!貴様は!
よ、良くもどの面下げて!


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月07日 23:34 No.993
>987
殿下が戻られたと!?
良くぞ御無事で!!ストックホルムで奇禍に遭われた後、
労農に拉致されたと聞いて全く生きた心地が…。

む。

>988>990
なんだこの赤旗は、そして何故貴様がここにいるクーネシン!!

しかもそこにいるのは「あの」モズレーやレーニン、ムッソリーニと並び称されるハンソン!
一体どういうことだ!まさか殿下を人質にしてスオミで1918年の夢を再びなどとするつもりではあるまいな!


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年07月07日 23:42 No.994
>991>993
待て!二人とも落ち着け!


…ストックホルムで暴徒に襲われ生死の際に晒された私は、偶然が重なり年端もいかぬ武術を用いて衝撃波で半径5キロの暴徒を吹っ飛ばす極左の領袖の少女ウリヤノフ女史に助けられたのだ。
そのウリヤノフ女史がこのハンソン氏を紹介してくれたという訳だ。
ハンソン氏は思想の違い及び過去の歴史に目をつぶり、私のために万を超える人間を動かし、ここオウルまで護衛して送り届けてくれたのだ。たった一つの条件をつけてな。

…そのたった一つの条件がクーネシン氏という訳だ。
クーネシン氏は少なくともコソラらには与しなかった。彼もまたスオミ及び北欧を憂う者には変わりがない。
どうかな、国家元帥、参謀総長。ここは理解してくれまいか。
私も、いろいろ親戚を思うと思わぬところがないではないが、
スオミと北欧のことを思えば些事であると考えているからな。


共産主義者同盟書記長 ハンソン 投稿日:2019年07月07日 23:45 No.995
それでは私はこれで失礼するとしよう

フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年07月07日 23:51 No.996
>No.995
(っ、冗談ではない!この縁を利用しないで何を利用するというのだ!)
あいや、しばらく!ハンソンさんしばらく!


このスオミの地は「ただスオマライネンであるだけで」虐殺されている。
思想の違い、かつての内乱における立場、そしてスヴェーア系とフィン系、そういったものにかかわらず、皆が殺されている。

…我が国は今やスカンジナビアの悪いミニチュアだ。明日のスカンジナビアは我が国だ。
スオミを何とかすることは、将来のスカンジナビアにもかかわること。なにとぞ、貴殿の助力、義勇兵の派遣をいただけないか!


すでに連合王国の青色発光クソ狸ウルマン首相からもグスタフ6世陛下とその近衛の他、「思想の別なく」広く義勇兵を募る旨の許可を頂いている。
貴殿及び貴党の組織力には感服した。どうでしょう、一度そのお力をスオミひいては北欧のためにお貸しいただけないか?


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月07日 23:54 No.998
>996
殿下!何を仰いますか!
相手はあのハンソン、ひいては殿下の御親族たる露帝室や英王室の敵でございますぞ!

いくらなんでも、相手を選ばれませ!


共産主義者同盟書記長 ハンソン 投稿日:2019年07月07日 23:54 No.999
ほう……?
(極左テロリストの親玉であるこの私にも助けを求めるか……どうやらバカ貴族共とは違うらしいな)
なるほど……人民が苦しんでいるというならば、このカール・ハンソンが動かないわけにもいくまい。

良いだろう!義勇軍の派遣を約束しよう。
テールマン!貴様が義勇兵の指揮を取れ!!私もオウルで督戦をしてやろう!!
すぐに動けるな?


労農人民委員部長官 テールマン 投稿日:2019年07月07日 23:57 No.1000
ハッ!!同志書記長!!
10万人規模の部隊を24時間以内に組織できます!7日以内にはオウルに完全武装の状態で集結が可能です!
てめえら!!今より赤衛隊の復活の時を上げるぞおおおおお!!!!!


旧赤衛隊赤バイク隊 投稿日:2019年07月07日 23:58 No.1001
ひゃっはあああああああああ!!!

フィンランド参謀総長・ハインリッヒス 投稿日:2019年07月07日 23:59 No.1002
>999-1001
あー、アー…。

なんだこれは、私は悪夢を見ているのか。
陛下がアカと、アー…。


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年07月08日 00:05 No.1003
>999-1001
ほう、7日以内に10万…!
ハンソンさん、誠に感謝する!
…マンネルヘイム元帥、ハインリッヒス参謀総長。10万の援軍があればヴァーサは無論ラプアにも対応可能だな?
速やかにテールマン氏と協議にあたり、作戦の方を立案してくれ。
ではハンソンさん、クーネシンさん、さあ官邸の中へどうぞ…。

(10万人!!!???信じられない数字だ……)
(正直なところ、フィンランドの立て直しについてどういう政策を取るべきか悩んでおったが。)
(我が国で資本家を育成すべく富裕層を優遇したとしても、すぐにスウェーデンからの資本家に喰い荒らされてしまうだろう。)
(スヴェーア系やサーミ人の問題もある。こうした問題を考えると…。)
(こいつらから話を聞いて社会主義政策も取り入れていくべきかもしれんな……。)
(ただし、余のやり方でな。)


フィンランド参謀総長・ハインリッヒス 投稿日:2019年07月08日 00:07 No.1004
>1003
!?ハッ、確かにまぁ、10万が実際に来るのであれば…。

しかし、アカ…。アカが10万…。
ああ、これからどうなってしまうんだろう我が国は…。

国家元帥、どうすればいいんでしょう。


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月08日 00:18 No.1007
………どうもこうもあるまい。
10万の援軍は確かに我が国にとって干天の慈雨に他なるまい。
これが手元にあれば、タウンゼントも我々の足元を見てひねもす空弁を食べたりすることもなかろうし、
ラプアとヴァーサを分断し、ヴァーサを殲滅の上返す刀でラプア共をカレリアの沼地に押し込めることも容易だろう。

ハインリッヒス、呆けている暇はない。テールマン殿、よろしくお願いいたす。

(…しかし。
殿下は確かに先々代カールレ1世陛下を考えればまさに鳶どころかうずらが不死鳥を産んだようなものだが。
あのやり方はカールレ1世陛下がラプアをやったやり方と似ている…。
殿下ならコソラの如き赤子の手をひねるようなものであろう。しかしクーネシン、ましてハンソンが相手なら?
非常の秋である今はともかくとして、鎮圧後までこのようなことをされなければよいのだが…。)


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年07月14日 22:46 No.1090
(会議室にて)

さて、余が戻ってきたところで仕切り直しとしよう。
既にマンネルヘイム元帥には伝えたように、
ストックホルムからスウェーデン国王グスタフ6世率いる援軍が到着する予定である。
しかしながら、未だに芬治本に行ったエーンルートから何の連絡もない以上、
到着にはもう少々時間を要するであろう


一方、既にハンソンさん以下10万を下らぬ自主的に志願して下さった労働者のみなさんにお集まりいただいている。
こちらは装備練度はともかく士気は極めて高い。
今回この援軍が来た機会を逃さず、攻勢作戦に出ることとする。


フィンランド砲兵総監大将・ネノネン 投稿日:2019年07月14日 22:48 No.1091
陛下、恐れながら申し上げますが、ヴァーサの暴徒共は我が軍よりも火力に優越しております。
スカンジナビア軍はその将校の質や士気はいざ知らず装備については欧州でも随一です。
ルオ…スカンジナビア軍が来るまでは、ヴァーサへの攻撃はすべきではないと思料致しますが…。


フィンランド首相フォン・ヘッセン 投稿日:2019年07月14日 22:51 No.1092
いや、今度の敵はヴァーサではない、ラプアだ。
ハンソンさんら事情を知らない者もいるから再度確認するが、
ラプアはスオミの州のうちペッツァモ等を含むラッピの東部、ヴィエナカルヤラ、アウヌクセンカルヤラ、
ヴィープリ、クオピオ東部、ミッケリ南半、ハメ、そしてヘルシンキのあるウーシマーを占領下に置いている。

なお、トゥルク・ポリでは先王モーリッツ陛下の戦死と余の挙兵を聞いて駐留スカンジナビア軍を乗っ取ったタルヴェラ大将が1個師団で立て籠もっている状況だ。


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月14日 22:52 No.1093
従前よりクオピオのタウンゼント中将率いる連合軍東部軍にトゥルクのタルヴェラを解囲救援するよう再三求めているが、
彼は全く動こうとしない。我らとヴァーサ及びラプアを噛み合わせて、
「ヴァーサ市の回復」「ヘルシンキの解放」という大功を狙っていることは明らか
であろう。

ハンソン氏らの義勇兵が到着したこの機会に、ユヴァスキュラより進撃しハメ州を奪還してタルヴェラの軍と合流、
ヴァーサを包囲すると共に沿岸のスオメンルオツァライネン(スウェーデン系フィンランド人)の安全を確保しつつ、
スカンジナビア正規軍の到着を待つこととする。


共産主義者同盟書記長 ハンソン 投稿日:2019年07月14日 22:55 No.1095
ふむ、タウンゼントは確か君たちと同じフィンランド人だろう。
それが自己の功名心のために軍の僚友どころか、同胞であるヴァーサとトゥルクの人民すら見捨てるとはな。
全くもって度し難い奴だ。人民を舐めておる。
こちらも事が終わり次第【粛清】した方がよさそうだな!


フィンランド砲兵総監大将・ネノネン 投稿日:2019年07月14日 22:58 No.1096
>1095
ハンソン氏。
タウンゼント中将はスカンジナビア正規軍の司令官で友軍です。
そのような発言は厳に慎まれたい。

それはともかく、ラプアへの攻勢であれば一考の余地はあると思料致します。
ラプアはソ連はじめフランスらカリストの支援を受けているはずですが、
奇妙なことにその装備はヴァーサのそれに劣り、さらにその作戦指導も稚拙極まりないものです。
ラプアの賊軍はヴァーサの暴徒に14回トゥルクに9回の攻勢をかけていずれも無残な失敗に終わっています。


共産主義者同盟書記長 ハンソン 投稿日:2019年07月14日 23:00 No.1097
なに簡単なことだ。革命の理想を忘却したフランスとモズレーは解放したはずのロシアにて、
労働者を労働から解放するためにありとあらゆる工場を持ち去り、
おまけに将校のみならずその将校に虐待されていた、
本来プロレタリアートである下士官や兵卒まで【反革命罪】逮捕し、【人民の敵】として銃殺して回ったそうだ!
ソ連は「同志」ヴィロライネンに物心両面で支援を送りたくても送れないのだよ。

革命を忘却したパリとモズレーも、ヴィロライネンに十分な支援をしない。
ヴィロライネンはかつてロシアで学び最初の大戦でもロシア軍として従軍した身、
そうした経緯からパリやロンドンよりモスクワとの繋がりが強い。
モスクワに御友人が増えていくのは嫌、というわけだ!
全く、苦しむ労働者を放置してこの有様。

…なんということだ!全く、なんということだ!
元々腐り切ったパリはともかく、モズレー!貴様はここまで堕ちたのか!
貴様が堕ちたというなら、この「六度革命老人」ハンソン、
七度目の人民革命を果たし、貴様との因縁はこの手で付けてやろう!


フィンランド国家元帥・マンネルヘイム 投稿日:2019年07月14日 23:01 No.1098
>1097
…固い決意をされるのも結構だが、まずは眼前の危機を乗り越えねばならぬ。
ヴァーサの暴徒との前線から正規軍をこれ以上動かすことはできない。
また、オウルの背後を伺うヴィエナカルヤラ方面はもちろんのこと、
ラッピ州にも正規軍を回して治安の維持に充てる必要がある。
現地のサーミ人の不穏な動きが伝わっているのでな。

そこで今回の攻勢にはフィンランド正規軍1個師団の他、
…赤衛軍を再編成し、今回の攻勢に参加して頂きたいが、どうか。


共産主義者同盟書記長 ハンソン 投稿日:2019年07月14日 23:02 No.1099
ほう。それは構わんが…。
その軍団、一体誰が率いるのかね?

我々は常々【軍も民主化すべき】だと考えているのだが……
本攻勢では我々が主体のようだ、それなら我々のやり方に従ってもらえないか?
民主的に軍の司令官を選ぼうではないか。