花 ときどき 天文


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さっきの続き…
永井 投稿日:2023年11月17日 22:10 No.234
明日はボランティアグループの合宿で南三陸行きの為、書けそうにないので、先ほどの書き込みの関連と言う事でのカキコです。
柿の葉を調べていたら「柿紅葉」と言う季語にぶち当たりました。当然ながら晩秋の季語になります。
柿の葉は楓その他に比べると大きく厚みも有り、色は光沢があり・・・と色々有りました。
そして幾人もの「柿紅葉」の句が有った中で、知っていたのは一茶のみで(笑)「渋柿も紅葉しにけり朝寝坊」と言うものでした。
一茶と言えば言わずと知れた信州産の小林一茶・松尾芭蕉・与謝蕪村と並ぶ江戸時代を代表する俳人です。
松尾芭蕉は奥の細道で超有名、与謝蕪村の句で知っているのは「菜の花や月は東に日は西に」の一句のみ(笑)
対して一茶の句は・と言うと「すずめの子そこのけそこのけお馬が通る」(五・八・七の破調)「我と来て遊べや親の無い雀」「名月を取って呉れろと泣く子かな」
「やせ蛙負けるな一茶ここにあり」「やれ打つなはえが手をする足をする」
幾つかがスラスラ出て来るのが一茶の句です。 小学生のころに一茶の漫画本を買って貰って覚えた気がするが・・・思い違いかな~?
いずれにせよ、子供にも意味がよく判り何となく覚えやすい句だった事は確かです。柿の葉~柿紅葉~そして一茶と連想が繋がった次第でした。 
物にもよりますが、十七文字で表現される俳句って面白いですネ!