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明日(6/21)は夏至
永井 投稿日:2022年06月24日 11:19 No.20
明日(6/21)は夏至 投稿者:永井 投稿日:2022年 6月20日(月)17時08分5秒

3/21が春分の日で、太陽黄経0度から92日目の明日、18:14に太陽黄経が90度になりなりますが、この日が「夏至」です。 1年の中で1日が一番長い日でも有ります。

お気付きの事と思いますが、これは間違いでして、「1年の中で昼が一番長い日」が正解でした(笑) 別の言い方をすると、太陽の南中高度が1年で一番高くなる日・でも有ります。
因みに、私が生息する場所の緯度は「北緯38.17度」ですので、明日の南中高度は「75.23度」で、翌日から秋分を過ぎて12/22の冬至迄ドンドン低くなって行く訳です。

南中高度の計算方法は次の通りですので、お住いの緯度を確認され、計算して見て下さい。
春分・秋分(90度-観測地点の北緯)       日の出:真東 日没:真西
夏至   (     〃     )+23.4度 日の出、日没とも1年で最も北寄り
冬至   (     〃     )-23.4度 日の出、日没とも1年で最も南寄り

赤道(北緯0度)で計算して見ると色んなことが判ったり・・・! 23.4度は地軸の傾斜角であり、北回帰線、南回帰線の数値でも有りますし、90-23.4度=66.6度は、地球上の「北極圏」「南極圏」のラインであり、それより以北、以南では、夏至・冬至の頃に太陽が沈まなかったり、昇るのを止めたりする現象が見られます。

星空のシミレーションソフトで、北極圏(アラスカ・ワイズマン)南極圏(昭和基地)を確認したところ、北極圏では太陽が沈まず、昭和基地では太陽が昇らない事が確認出来ました。 って当然ですよね! 地球規模の理科の復習・たまにはいいじゃないですか(笑) 32596