はげちゃんとすてきな仲間たち


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エスリンゲンの古城
HOLDON 投稿日:2020年08月08日 06:16 No.985 【Home】
さて、今日は辻基夫さんのエスリンゲンの古城です。

なんと見事な交響詩!
こんなにすばらしいオーケストレーションをたった13パートで表現されるなんて驚きです。
SD90で聞いたときは各パートの音がくっきりと出ていて辻基夫さんらしいなぁと思っていたのですがオーディオで聴くとまったく違いました。
特に管楽器の使い方がうまくそれぞれの個性に合わせたフレーズに感心しました。
ピッコロのところ、最高。
また弦の厚み!
交響詩と言えば民族派的なイメージも強いですが「交響詩の父」はフランツ・リストだったでしょうか。
ドイツといえば交響曲ですが、曲名が「交響曲第5番」とか無感情的。
交響詩は絵画的。
そういえば辻基夫さんの曲はどれも絵画的ですね。
時に印象派だったり・・・
今回は特に古城が目に浮かびました。
みなさんもぜひオーディオでどうぞ!


とわちゃん 投稿日:2020年08月08日 09:14 No.986
エスリンゲンをネットで調べてみました。カラフルな町並みが現れて
まぁ素敵(*´∇`*)行ってみたいです。
曲は、この美しい街の歴史にある様々な戦いなども表されているのでしょうか。
壮大な世界観ですねー
素晴らしい表現力に聴き入りました♪


辻基夫 投稿日:2020年08月08日 11:53 No.987
HOLDONさん、とわとわさん、ありがとうございます。

<HOLDONさん
シベリウスの分厚いサウンドを真似しようと思って作り始めたという動機があります。
ホンの一部分ですが、なんとか分厚さは出せたのではと思っています。
また、おっしゃる通り交響詩的な(物語的な)フレーズがけっこう耳に入ったかも知れません。
ピッコロ部分をほめて下さり嬉しいですよ。流れるように消えるように、苦心した所です。

<とわとわさん
エスリンゲンという町はドイツ最古のワイナリーやドイツ最古の薬局などが現役で残っているらしいです。一見の価値ありですね。
曲は、特別なイメージをもって作り始めたわけではないのですが、響きを厚くしようとは思っていました。
エンディング部分が、上昇的にわりあいカラフルにできたおかげで、大きい感じが出せたと思います。


U-Ma 投稿日:2020年08月08日 13:36 No.988 【Home】
後期ロマン派・国民派の交響詩ですね。
短めではありますが、風景画としての性質の他、歴史や戦いなど、色々な要素が織り込まれているように感じました。
オーケストレーションもしっかりしていて、特に木管楽器の使い方が上手いと思いました。
これ、ドイツとか北欧のオーケストラで聴いてみたいです♪

で、聴き終わってからエスリンゲンの画像を検索しました。
歴史のありそうな、素敵な町ですね。


茜音 投稿日:2020年08月08日 18:37 No.989
ストリングスが入っているんでアレですが、遠い昔(w)の高校時代、
吹奏楽コンクールや定期演奏会で、クラシック曲を演った時のことを思い出しました。
重厚かつ厳かな感じが、あの夏の日を運んできました。


辻基夫 投稿日:2020年08月08日 22:26 No.990
U-Maさん、茜音さん、ありがとうございます。

<U-Maさん
ソナタ形式などの構成力がほとんどないので、「音楽要素」とでも言えそうなものに頼っています。
いろんな旋律を散りばめるとか、音の重なりをおもしろがるとか、楽器の特徴を生かすようにするとかです。
ほめて頂いた木管は、SC88Pro音色に助けられている面が大きいです。

エスリンゲンは、要塞跡への道に案内板ひとつないそうです。観光客に過度に親切でないところがいいですね。

<茜音さん
遠い昔?であっても、楽器経験がある人は本当にうらやましいです。
私には「吹奏楽コンクール」というだけでもすごいと思えるのに、そのほかに「定期演奏会」をやっていたなんて、夢のようですよ。
そちらで放送されているかどうかわかりませんが、日曜朝の「子ども音楽コンクール」を聴くのがちょっとした楽しみになっています^^




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