はげちゃんとすてきな仲間たち


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微風のソネット
HOLDON 投稿日:2020年05月08日 06:29 No.857 【Home】
今日は嶋田友馬さんの曲です。
ソネットって何だったっけ、と思われた方も多いでしょう。
これについては以前嶋田さんからヴィヴァルディの四季、冬の二楽章のことで教えてもらったことがあるので私は覚えておりました。
詳しくは嶋田さんのページ、曲の紹介コメントをお読みいただければと思います。
勉強にもなるし笑いもありましたね(笑)
この曲も辻基夫さんの曲に続いて私には不思議な曲でした。
まずリズム。
ドラムのリズムはラテンのルンバのパターンです。軽やかなコンガ、ボンゴもすてきです。
にもかかわらずラテンに聞こえないのですよ~、ルンバに聞こえないのですね~
それは楽器編成とベースがリズムを抑えていることが要因なのでしょうね。
おしゃれで軽快な8ビートです。
いつもは嶋田流メロディラインで堪能するのですが今回はシンプルに明るく優しく軽快。
だからいつまでも心地よく聴いていたい・・・・そんな曲になっておりますね。
今回の聴き所はやっぱり音でしょう。
嶋田さんの音のこだわりにいつも感心するのですが今回は特に感じました。
久しぶりにこのチェンバロの音を聴いたような。
第77期以来でしょうか。
このときのコメントを読ませてもらっただけでこだわりがわかりますね。
バロックのくすんだチェンバロじゃないです、というかそれが私の頭にあるチェンバロ。
こんなゴージャスなチェンバロ、実存するのかと思ってしまいます。
どの音域もバランスよくきれいな音で分厚く響きます。
だからすごく全体のハーモニーがきれいなんですね。
今回二つのパートを使って表現されていますがSD-90じゃまったく同じで判別できません。
やっぱりWMAで聴くべきですね。
私は二つ目のときどき現れるチェンバロ、すごく可憐に聞こえました。
可憐に呼応しているみたいに・・・
また今回は4パートだけですがその音量などのバランスもすごくいいです。
だからハーモニーがドラムまで参加しているように聞こえます。
シンプルなようで味のある嶋田さんらしい力作だと思いました。

長くなって申し訳ないですが、
私の聞き方を少し書きます。
違いがはっきりとわかる方法だと思っております。
MIDIを開いてシーケンサーの1,2,3,10のトラックのボリュームをMUTEにします。
嶋田さんのWMAを同時に開いておき、MIDI再生をスタートさせて二小節目少し前にWMAをスタートします。
するとWMAを聞きながらシーケンサーが見れます。
辻さんの曲のmp3もそうします。
音符を見ているから音が一層リアルになるし作者の意図もはっきりとしてきます。
お勧めします。


辻基夫 投稿日:2020年05月08日 11:17 No.858
たいへん面白い曲だと思いました。
短くて端的な動機を繰り返すことで、シンプルだけど勢いのある曲になったようです。
最後の最後まで4小節(8小節)ごとに刻んでいき、ロマンチックな余韻的小節などひとつも挿入せず…全く妥協なく進みきったのは見事でした。

WMAの方を推奨されていますが、なぜか私にはMIDIの方がリラックスできる音でした。
たしかに2台目(2トラック目)の音色は、MIDIだとあまり違いがわかりませんね。
上のHOLDONさんの聴き方に比べたら、恐ろしく貧相な聴き方で聴いているんですが^^;


とわちゃん 投稿日:2020年05月08日 15:24 No.859
ソネット、勉強しました(^○^)
どこからか、こんな音色が聞こえてきたとしたら
なんだろうと必ず見に行くと思います。
どんな素敵な楽団かしら?と。
可愛らしくて、春に顔を出す草花のおしゃべりのようです
パーカッションがなんとも心地よいリズムで響いてきて
ウキウキします。
HOLDONさんおすすめの聴き方をしてみようと
MIDIの楽譜を開いてWMAを流したところ、MUTEの仕方がわからなかったものですから、タイムラグが生じて、なんともすごい演奏になってしまいました( ̄◇ ̄;)
ですので、楽譜は手動で動かしてWMAの方を聴かせていただくことにしました。あは!アナログだ〜
うーん!素敵な音色♡
1トラックと2トラックの掛け合いのような音のバランスも
深いですね。


茜音 投稿日:2020年05月08日 15:30 No.860
ソネットと聞くと、さだまさしとか中原中也を連想してしまう私。
それにしても、構成のクセというか、音の流れというか、最初の数小節を聴いただけで
「あ、これはU-Maさんの曲」とわかる安定感。
(まあ、ここの皆さんはある程度作品の方向性・主張を持っているので、譜面を見ずに
聴いても誰の作品かは分かりますが。)

5月の薫風、軽やかでいいですね。ああ、自粛ムードでなければ……。


U-Ma 投稿日:2020年05月08日 21:28 No.861 【Home】
皆様、ありがとうございます。
そして宣伝ですが、16連休の間にW.Byrdのオックスフォード伯爵のマーチを打ち込んだので、
よろしかったらお聴き下さい。
アレンジ曲のページに入っています。

>HOLDONさん

そうですね、あのノリはビギンではなくてルンバですね。
爽やかな風に誘われる感じを出したくて、つい入れてしまいました。
チェンバロの音にはこだわりますね。
ヒストリカルチェンバロ、モダンチェンバロなど、様々なチェンバロの音をサンプリングした音源があったら欲しいです♪
XGやプラグインボードのチェンバロも悪くはないですが、決して満足はしていないんですよ。
やっぱりリュートストップをかけた音は欲しいです。
でも無い物はしょうがないので、それらしい音を探してリバーブを浅くするなどして対応しています。
ちなみに私が一番好きなチェンバロは、1624年製のヨハンネス・リュッカース(ハンス・リュッカースⅡ)です♪

>辻基夫さん

私の好みで、チェンバロ曲はあまりこねくり回さず、素直に、淀みなく進行させたいのです。
チェンバロはシャリシャリした音で、高音部は減衰が早いので、
XGの方が本物に近い気がしますし、私は好みです。
GSで聴くとずいぶん丸い音になりますし、音も持続が長く、だいぶ違った感じになりますね。
そちらが好みの方もいらっしゃるでしょう。
ただ、音の切り替えは無視されちゃいますので、1トラックと2トラックは、ほとんど差が無くなってしまいます。

>とわちゃん

チェンバロの軽やかさは、こういう曲に合っているような気がします。
そしてウキウキして下さったならしてやったりです♪
あのパーカッションはそのために入れたので♪
1トラックはリュートストップをかけていない音、
2トラックはリュートストップをかけた音をイメージしています。
フェルトなどを弦に接触させて響きを抑える機能で、構造は違いますが、イメージとしてはピアノのソフトペダルに近いのかな?
チェンバロはこの機能と装飾音を多用するのですよ。

>茜音さん

私はソネットというと、パーカー・ソネットを思い出しちゃいます(笑)
ホントにね、こんなに良い季節なのに近所を散歩するくらいしかできず、嫌になっちゃいますね。
せめてこの曲で少しは気持ちが軽くなってくれれば・・
しかし、岩手県は神がかってますね。未だに感染者が確認されていないなんて。




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