真・西瀬戸中年クラフト団(ひみつ)掲示板


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とびうお2号
隆星 投稿日:2025年02月04日 07:16 No.1374
ご無沙汰しております。赤翼ミニリポートになります。
世界の艦船1977年10月号によると、錦江湾フェリーのPT50とびうお2号は台湾に売却されたそうです。
韓国の「大興(デフン)」(たぶん、とびうお1・2号のどちらか?)は1981年に就航しているとみられます。
とびうお1・2号、そして大興の経歴について、引き続き、調査してみます。


ながら(クラフト団広報部) 投稿日:2025年02月05日 02:31 No.1377
情報、ありがとうございます。ほんの50年ほど前の話ですが、情報の少なさは下手をすると戦前期の旅客船事情よりもひどいのではないかとも思っていたりします。

水中翼船、ホバークラフト、高速船。この辺は特殊船という括りで(旅客船界の異端児として)纏められがちですが、先行研究者の少ない分野でもあったりします。
また、佐世保重工が取り組もうとした側壁型ホバークラフト等、進化の過程の首の二つある魚みたいなものもありますので、この辺を体系的に網羅された高速旅客船史というものがあると面白いのでしょうが…需要は無いでしょうね。


隆星 投稿日:2025年02月09日 13:28 No.1384
こんにちは。
赤翼シリーズ、7年あまりぶりに補訂ができそうです。

書籍等により、韓国の大興号が日立PT50(韓国側の海難記録によると、トン数は134.37トンらしく、
とびうお1・2号のどちらとも微妙に違う)ということは分かっていました。
竣工時、とびうお1号が134.13トン、2号は134.10トンです。
韓国側の情報をできる範囲で調べてみましたが、うまくいかず悩んでいました。
これとは別に、世界の艦船「とびうお2号」台湾へ(1978年10月)の、記事を最近知り、
台湾における水中翼船を調べてみました。
「とびうお2号」は(台湾暦69年=1980年時点で)海鷹号として高雄-小琉球に就航していたようです。
https://www.facebook.com/groups/766558160127422/posts/2532079933575227
2階客室の窓枠等の改造がなされています。

その後、雲林〜澎湖航路に就航したようです。Googleの自動翻訳で何となく読めます。
https://tcmb.culture.tw/zh-tw/detail
https://tcmb.culture.tw/zh-tw/detail
”去勢”されてしまい、2階客室はさらに改造されています。速力18節だったそうです。
就航半年後の1986年の台風により転覆し、そのまま引退となったようです。
https://tcmb.culture.tw/zh-tw/detail
https://www.capitancreative.com/wreck/wreck4/海鷹輪.html

このように、とびうお2号=海鷹号ですので、とびうお1号は大興号となりそうです。
鹿児島を離れて韓国に行くまでの履歴は(直接かどこか経由したのか)まだ分かりませんが、だいぶすっきりしました。

・・・と、自己満足の世界を今日も歩みます(笑)


隆星 投稿日:2025年02月09日 14:45 No.1386
先の投稿、一部訂正します。
>2階客室の窓枠等の改造がなされています。
・・・ではなく、2階客室が多分延長されたようです。




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