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ホタルの幼虫のテーブルマナー
ナマジ 投稿日:2021年08月24日 09:48 No.4601 【Home】
ナマジです お久しぶりです

 虫関係で面白い記事があったのでご紹介を。って既に読んでたら失礼。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d41a4a75d30444826da26dfcb070fc221b89b95

 口から筒出してるならともかく、どうも焼き肉屋の紙エプロンのような状態でカバー的な器官を出して水の中で消化液が薄まってしまうのを防ぎつつ食事するというスタイルのようです。
 ゲンジとヘイケのホタルみたいなよく知られている昆虫にも、知れば知るほど不思議な秘密が隠されているモノだなと感心しました。


風雲児 投稿日:2021年08月26日 07:55 No.4602
管理者用ナマジさん>
ご無沙汰しております。

興味深い記事をありがとうございます。
これはすごい発見ですねえ!私も業務の一環で採卵したゲンジボタルを飼育していて、殻を割ったカワニナを与え続けているのですがそんな風に食べているなんて想像もできませんでした。
今はまだ小さすぎて見えませんが、育ってきたら昼休みにでもゆっくり観察してみます。

ゲンジボタルの幼虫には成長の遅いものがいて、ワンシーズンで上陸できないものも出るけど、それはマイナスどころか実は川で洪水や上陸後の異常気象などで全滅するリスクを回避するための重要なストックとして働いていたり、背景のサツマニシキ本土亜種は成虫が6月と9~10月の2回出現するのに、ゲンジボタルと同じ理由なのか卵のままで1サイクルすっ飛ばしていると思われる例があったりと、本当に神秘的なことが多いです。

コロナで自由に活動できないのは辛いですが、その分身近な昆虫とか植物とかペットとかの研究や観察が深化していそうですから、今後アッと驚くような成果が発表されそうな予感がしますね。

さて、私もそろそろ「近況報告その2」を作りますかな。


ナマジ 投稿日:2021年08月27日 21:30 No.4604 【Home】
 ゲンジボタル飼育中なら実際に観察できますね、我ながら良い記事紹介できて良かった良かった。

 なにげにタガメが羨ましいです。真ん中はドクロマークのメンガタスズメでしょうか?左はなんだろ?

 「近況報告その2」に出てくるのかな?楽しみにしておきます。


風雲児 投稿日:2021年08月29日 23:28 No.4605
管理者用ナマジさん>
タガメは本当にビックリしましたよ。掴むのは怖かったですが、あの力強さを実感できてよかったです。まさか会えるとは思わなかった・・・。

メンガタスズメも小学生の時に「どくとるマンボウ昆虫記」を読んでからずっと憧れの蛾でした。近縁のクロメンガタスズメの勢力が拡大して以降、こちらでは本当に少なくなっているそうです。2000年以降の記録は県内では4例しかないそうです。

左のはシタベニハゴロモというビワハゴロモ科の巨大ハゴロモです。東南アジアからの外来種で、石川県や福井県では定着し、岡山でも報告があったけど兵庫県にも入ってきたようです。

6~8月分の近況報告の方は作成中なんですが、載せたい蛾の標本の完成が9月8日ごろなのでそれくらいの公開を目指してますが、明日の晩も調査予定だし、かなり遅れるかもしれません。気長にお待ちいただければと。


ナマジ 投稿日:2021年09月18日 09:10 No.4606 【Home】
おはようございます

 近況報告、拝読させてもらいました。
 いやはやすっかり虫にハマってますね。楽しんでおられる様が目に浮かぶようです。

 ビワハゴロモ科って、珍虫ユカタンビワハゴロモぐらいしか知りませんでしたが、美麗種が多いんですね。とはいえ新たな外来種となると厄介ではありますが。新型コロナウイルスでも思い知らされましたが、これだけ物流が盛んになると、なかなか厄介者だけ門前払いってのも難しいだろうってのはあるんでしょうけどね。

 しかし最近のライトトラップは光源も進化してなかなかスゴいようですね。体験してみたいようなしたくないような。読んでて痒くなってきました。

 昆虫の世界って、害虫を除くとあんまり組織的には研究されてなかったりして、分布状況とかの基礎的な情報を集めることも、楽しいからやってるってのもあるんでしょうけど、とても大事なことなんだろうなと思います。
 楽しくも立派な”仕事”をされてるなと敬服してます。
 子供達が参加してるのも頼もしいですね。虫に興味を持つような子達が今も昔もこれからもいるっていうのは素晴らしいことなんでしょう。

 コロナ収まって釣りの報告も読みたいですが、風雲児さんが見せてくれる虫の世界はまたこれで楽しみの一つになっています。


風雲児 投稿日:2021年09月20日 23:35 No.4607
管理者用ナマジさん>
ありがとうございます。

確かに私も図書館で新着コーナーに並んでいたビワハゴロモの本を手に取るまではユカタンビワハゴロモしか知りませんでしたが、こんな美麗種が地元にいたなんて未だに信じられない思いです。これからも望む望まないにかかわらず色々な種が入ってくると思いますが、変に煽られず、また故意に分散に加担するようなことのないよう対応していかなきゃなりませんね。

ライトトラップの方は光源もそうですがポータブル電源の普及が大きいですね。発電機と違って時間制限があるものの、おかげで運搬・設置・撤収がとにかく手軽になり、機動力が生かせるようになったのがいいですね。その分迷惑行為にならないようによりシビアな配慮が必要になりますが、分布情報の蓄積もより促進されるのではないでしょうか。

一緒にライトトラップをしているのは昆虫館のキッズスタッフでもあり、私などとても及ばないような知識や技術を持った小学生たちなんですが、実は分布情報集めは一般の方も巻き込んで実施していて、子どもも大人も大いに楽しんでいます。
https://www.konchukan.net/blog/?p=3782
来年度改訂されたレッドデータブックの発表が今から楽しみです。

釣りにもそろそろ行きたくなっていますが、これから会いたい蛾がまだまだ出てきますので、いつになったら磯に立てますやら。
次の近況報告は年末か年始かな?あるいはその前に釣行記かな??




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